ライブを観に北へ南へ


角松敏生 TOSHIKI KADOMATSU Performance 2024 “C.U.M” vol. 1

塩尻レザンホールでのコンサート。
昨年初めて観ましたが、地元のダンスチームの参加があったりとイメージとは
かなり異なるライブでしたが、今年は普通のライブになってました。
前回と異なるのは、ドラムが山本真央樹(山本恭司さんの息子)から伊吹文裕
へ代わっていたのとサックスの渡辺瑠菜が抜けてました。それ以外のメンバー
は昨年と同じでした。サックスの本田雅人がデジタルサックス(不案内でメー
カー分かりません)を吹いていたが印象的でした。(音色がミニムーグで笑い
ましたが・・)
ステージの後方全体がLEDのディスプレーが設置されて夜景などの映像が、時に
「ロケ地海外のカラオケ」の雰囲気を醸し出し気味でしたが、素晴らしかった
です。
前回は前から2列目で紙飛行機が100個以上当たって痛かったですが、今回
は12列だったので減ったとはいえ半分くらい当たって痛かったです。案の定
紙飛行機を用意しなくても飛んできたやつを再利用させて頂きました。(爆)
綾小路きみまろ風味のMC含め3時間弱のパワフルなステージは素晴らしかった
です。伊吹文裕のドラムは、オカズのブレークが、ビートを止めがちで違和感
ありましたが、後半は慣れたのか(?)いい感じでした。特にタメ気味のスネ
アのタイム感が良かったと思います。あと、印象深かったのはコーラスのAKI
Oが、飛んできた紙飛行機を空中でキャッチして客席へ何度も投げ返してて運動
能力高っ!!!って思いました。
前回同様県外からの遠征の方々も多く、お約束の振り付けで盛り上がってまし
た。(笑)来年も塩尻に来てくれるという話だったので来年も観に行きます。


ケリー・サイモン超絶ギターセミナー

長野市まで島村楽器主催のケリー・サイモンさんのギターセミナーへ行ってき
ました。ケリーさんといえば、個人的に「日本一イングウエイが弾ける人」と
いう認識で2冊ほど教則本を買って、こっそり練習していました。過去形なの
は、あっさり挫折しているからです。(爆)とはいえ、スィープやエコノミー
という技術は習得したいと思っています。多分ですが、挫折の理由が自分の演
奏でこれらの技術が必要な局面が無いからのような気がします。なので、ちょ
っとしたマネで止まっているんじゃないかと思っています。もう一つ練習した
フレーズしか弾けない、あるいは応用が難しいと言うイメージも練習を妨げて
いるような気がします。
で、一度ケリーさんの演奏を生で観てみたいと思っていたところに長野でのギ
ターセミナーです。一般のセミナーのように受講者にギターを弾かせてアドバ
イスするスタイルじゃなく約3時間、20曲以上ギターを引き倒すと言う自分
が望む内容だったので最高でした。当日、会場1時間前に並んだら3番目の入場
となり、ほぼポールポジションをゲットできました。(笑)マーシャルの直撃
音を聴けたのも有り難かったです。
今回のセミナーで学んだ事は以下のようなものでした。
・恐ろしい程の手数の曲を20曲弾いても指の疲れとか感じられなかったので、
かなり省エネでギターを弾いている。
→あまり気にした事なかったんで、今後注意してみます。
・マーシャルの使用を前提に結構細かい音作りをエフェクターでやっている。
インギーの曲の中でも使い分けしているのが、興味深かったです。使用エフェ
クターは、HEADRUSHの PRIME あまり見ないブランドでした。
・教則本では、小指をギターにつけてピックの深さをコントロールしていると
説明がありましたが、薬指も同じくらい使っている。
→それぞれのスタイルなんでしょうが、成毛滋先生の教えで僕はギターに指は
つけていません。細かい事をやらなければいけないときには検討します。
・ワイヤレスシステムがギター交換のときに自動でミュートしてくれるのが便
利そう。(逆にスイッチを入れ忘れるリスクもあります)
・アームを使ってもちゃんと調整されたギターで弦を延ばしてあれば、ほとん
どチューニングは狂わない。(これは、僕も同じ認識でした)
ギターやステージングのあれやこれやをユーモア交えて話してくれるトークも
面白かったですし、何よりサービス精神が最高なのが伝わって来て素晴らしか
ったです。
セミナーの記念写真でケリーさんのメインの赤いギターを持たせて頂き感謝し
ます。あとギター回しは、ストラップで火傷しないように注意だそうです。(汗)

2024年6月1日

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