房総の動物たち

ネズミの部屋

アカネズミやヒメネズミはかわいい森の仲間たちです。昼間、森を歩いていても彼らの息吹を感じることはほとんどありませんが、夜になると、あちらこちらから顔を出し、活発な活動を始めます。森の残っているところでは、房総半島のほぼ全域に住んでいます。


 
アカネズミやヒメネズミなど、森に住むネズミはこのような混交林(針葉樹や広葉樹が混ざった森)を好みます。そま道沿いに観察しやすい場所を探します。(市原市)
 
 

 
食事中のアカネズミ
かくれ家として利用している木のうろの中で安心して餌を食べています。種子のからを割っておいしい中身を食べます。前足を上手に使っています。(市原市)
 
 

 
走るアカネズミ
移動の際にはこのような倒木を利用することが多いようです。落ち葉の上を走るとカサカサと音がするので、フクロウなどの天敵に見つかりやすいのでしょう。(市原市)
 
 

 
アカネズミ
自然の中を生き抜くネズミの姿は、背が低く、平べったい印象です。(市原市)
 
 

 
ジャンプするヒメネズミ
アカネズミとヒメネズミの生活環境はほとんど同じですが、ヒメネズミの方が樹上性の傾向が強いようです。アカネズミに比べて体は一回り小さく、神経質なようです。(市原市)
 
 

 
カヤネズミの巣
カヤネズミは草原など平地に住むネズミです。イネ科の植物の葉などを利用して鳥の巣に似た巣を作ります。いくつもの巣を作って時々引っ越しをすることもあるそうです。子育てが終わったことを確認して撮影しました。(千葉市)


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