大渚山スキー山行・・・敗退!(1998/02/12)

長年の夢だった大渚山!けれど、おそらく行くチャンスは訪れないだろうなぁ〜と思い続け、いつしか心の引き出しの奥にしまい忘れてしまった山行..それが突然、大学の後輩の誘いによって引きずりだされた。

もちろん、ひとつ返事で山行に付いていく事を承諾したのだ。入山は、通常、田中下と言う最終バス停の所から登り始めるのだが、我々は、小谷温泉最奥の栃の樹旅館の所から湯峠経由でアタックする事となった

除雪されている最後の所に車を駐車し、さっそくシール歩行を開始した、先行する現役に遅れをとりながらも、あるいてゆく。長閑で良いところだ。ところが、そう思ったのもつかの間、朝のうちは薄日もなんとか射していたのだが、みるみる一転にわかにかき曇り、ミゾレから大雨に急変した。こうなるともう、楽しいスキーどころではない、それでもさらに1時間頑張ったのだが、ついに湯峠直前で引き返す事にした。帰りはもう悲惨なもので、雷鳴がひびくは、雪崩の音がするはで、ぬれねずみになりながら旅館まで帰ってきた、旅館で600円で温泉にはいり、風呂から大雨の風景を、うらやましげに見る3人であった。

(朝は、まだ晴れていたのだが.............)