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思い出の美術館201:三の丸尚蔵館(皇居東御苑、東京))
地下鉄の大手町駅から、西の皇居に向かって歩いて、かつての江戸城大手門から皇居東御苑に入ります(ここで、手荷物のチェックを受けます)。石垣を見ながら少し歩くと三の丸尚蔵館です。 ここには、皇室に献上された美術品、皇族の愛用品などが収蔵されています。私が行ったとき(2024年春)には、”皇室のみやび”と題した収蔵品展をやっていました。 主な展示品は、横山大観:”日出処日本”、川合玉堂:”悠紀地方風俗歌屏風”、”香淳皇后御歌帳”、”香淳皇后日傘”など。大観の作品は、戦前の富士図で、国威発揚臭が強い、あまり好みでないものです。 そのあとで、東御苑を散歩して江戸城の富士見櫓などを見学しました。 |
| 思い出の美術館202:三井記念美術館(日本橋、東京)
地下鉄銀座線の三越前駅で降りてすぐ、三井タワーの7階にあるのが、三井記念美術館です。三井家が江戸時代から所有する茶道具、絵画、刀剣などを収蔵しています。 主な収蔵品は、国宝の”黒楽茶碗、銘俊寛”、応挙:”雪松図屏風”、能面”孫次郎”など。 私が行った時には(2025年3月)、円空展をやっていました。仏像、神像など、多様な円空仏の世界の展示です。 この隣が三越デパートです。 |
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思い出の美術館203:鴎外記念館(千駄木、東京)
地下鉄千代田線の千駄木駅を降りて、団子坂を登って行くと、坂の頂上辺りに鴎外記念館があります。ここは、鴎外の旧居、”観潮楼”の跡です。 ここには、鴎外の原稿、書簡、遺品、写真などが展示されています。鴎外の生涯、作品についての解説があります。2階の図書室は、鴎外関連の書籍が充実しています。 私が行った時には(2025年3月)、鴎外の妹、喜美子の特別展が開催されていました。喜美子は歌人でもあり、人類学者の小金井良精と結婚しました。 庭の大イチョウは、観潮楼時代からのものです。 |
| 思い出の美術館204:湯島天神宝物殿(湯島、東京)
地下鉄千代田線の湯島駅を降りて、男坂を登って行くと、梅で有名な湯島天神です。この境内の一角にあるのが宝物館です。ここには、湯島天神に奉納された芸術品が収蔵されています。 主な収蔵品は、伊東深水:”お手前”、広重:”湯島天神坂眺望”など。 私が行った時には(2025年3月)、湯島天神に縁のある3巨匠ということで、小林古径:”紅梅”、前田青邨:”紅梅”、安田靫彦:”白梅”などが展示されていました。3作共に、梅の花の枝のアップですが、作者によって趣が異なります。 この日は、”梅まつり”ということで、梅の花がよく咲いていました。 |
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思い出の美術館205:武相荘(ぶあいそう)(町田、鶴川、東京)
小田急線の鶴川駅を降りて、北に十数分歩いて、生協のところで細い道に入って行くと、武相荘です。小高い丘の上の茅葺きの家です。随筆家、白洲正子、と政治家、白州次郎夫妻の旧邸です。 邸内には、正子の眼鏡にかなった骨董類が展示されています。その他、原稿、書簡、きもの、生活道具などがあります。中には、魯山人の器もありました。季節柄、雛人形も展示されていました。庭の梅が咲いていたのが、嬉しいですね。 オープンスペースのカフェには、白洲次郎の愛車、ペイジが展示されていました。 感じのいいレストランもあったのですが、混んでいたので今回はパス。 |
| 思い出の美術館206:八王子夢美術館(八王子、東京)
八王子駅北口から斜めに北西に伸びる歩行者専用道路をまっすぐ行って、行き止まりを少し左に行くとある、ビュータワー八王子の2階に八王子夢美術館があります。 私が行ったとき(2026年2月)には、”荻須高徳リトグラフ展”をやっていました。荻須は、佐伯祐三と同時期にパリに暮らした画家です。佐伯と同様にパリの街の風景を描きました。 彼は、油彩以外にカラーリトグラフにも尽力し多数の作品を残しました。主な展示作品は、”雑貨店”、”サン・マルタン運河”、”グラン・カナル”など。 彼の絵は、佐伯の厳しさに比べるとやや甘めの絵です。でも当時のパリの雰囲気をよく表しています。 この展示は、稲沢市荻須美術館のコレクションによりますが、この八王子夢美術館はこのように各地の小美術館のコレクション展示をすることが多いようです。 |
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思い出の美術館207:一葉記念館(竜泉、東京)
東京メトロ三ノ輪駅を降りて南に行き、細い道に入ると、一葉記念館があります。ここは、「たけくらべ」で有名な樋口一葉の旧家跡です。 ここには、明治時代のここ竜泉の様子、一葉の自筆原稿、自筆和歌、師である「萩の舎」の中島歌子、友人で小説家の田辺花圃などの展示があります。 吉原に近い、ここ竜泉での生活が「たけくらべ」のインスピレーションを与えました。 |
| 思い出の美術館208:石神井公園ふるさと文化館(石神井公園、東京)
西武池袋線の石神井公園駅を降りて南に向かい、石神井公園に入って池に沿って西に歩くと、ふるさと文化館に着きます。ここには、練馬区の歴史や民俗学についての展示がされています。 私が行ったとき(2026年2月)には、”浮世絵で行こう”という題で、収蔵する浮世絵の展示がされていました。主な展示作品は、国芳:”品川の半月”、北斎:”小野小町”、国芳:”猫石の由来”など。小規模な文化館にしては、充実したコレクションです。 ここには名物のうどんのお店がありましたが、この時は残念ながら閉まっていました。 |
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思い出の美術館209:旧古河庭園・大谷美術館(西ヶ原、東京)
山手線の駒込駅から北に10数分歩くと、旧古河庭園があります。この土地は、かつて陸奥宗光の邸宅でした。その後、古河家の所有となります。洋館の設計はジョサイア・コンドル。 洋風庭園はバラで有名ですが、私が行った時は冬なのでバラは咲いていませんでした。この他に日本庭園もあります。 石造りの洋館は、大谷美術館として使われていて、私が行った時には(2026年2月)、日本文学研究者ドナルド・キーン関係の展示をしていました。 |
| 思い出の美術館210:ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション(水天宮、東京)
東京メトロ水天宮駅の3番出口を出てすぐの所にあるビルの1階にあるのが、ミュゼ浜口陽三です。ちなみに、浜口陽三は著名な版画家。 私が行った時には(2026年2月)、南桂子の銅版画展をやっていました。南桂子は、パリに住んでカラーの銅版画を作り続けた作家です。少女やお城などをモチーフとする幻想的な作品です。 主な展示作品は、”少女と花”、”2人の少女と猫”、”青い白”、”パリの屋根”など。 こじんまりとした、居心地の良いギャラリーでした。帰りには水天宮にお参りして行きました。 |
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