日立電鉄旧型電車

日立電鉄の車両は営団からの改造車の入線により、旧型車全てが淘汰されてしまいました。

「さよなら運転」後、1月もしない内に、残った2両も久慈浜駅構内で解体・搬出されてしまいました。

しかし、車体方は健在だった様で、モハ10は旭村、モハ14は常陸太田市内に置かれている様です。

この他にも、モハ109・1001・1003・1004・1005・1009等の廃車体が茨城県内に残存しています。

モハ10の「さよなら運転」、満開の藤に送られて最後の道を辿る姿です。「茂宮−南高野」1995-05-05

最後の大みか行き、坂を駆け上がり常磐線を越せばゴールが待っています。「水木−大みか」1997-05-05

「川中子−大橋」の陸橋、撮影地としても有名なこのポイント、多くのファン詰めかけていました。1997-05-04

5/3はヘッドマーク無しで運転されました。「川中子−大橋」1997-05-03

大みか駅に留置中のモハ10、ヘッドマーク取付のため、貫通路に台座が設けられていました。1997-05-03

こちらは改造前の貫通路の状態、久慈浜で留置中の姿です。

モハ10、鮎川側の妻面は否貫通、ちょっと愛嬌のある顔です。「久慈浜にて」

一足先に引退し、5月末にモハ10と供に搬出された「モハ14」、元はDCという異色の電車でした。「久慈浜」

       

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