ピレウスへ


地下鉄に乗る

Omonia station

アテネに唯一走る地下鉄は、アテネの山の手キフィシア地区とエーゲ海の玄関の港町ピレウスを結ぶ路線。駅はそれぞれの広場の下にあるのですが、私たちはオモニア広場から乗りました。
広場にぽっかり開いている地下への階段は、ちょっと汚くて怪しい雰囲気。行き先は、キフィシアに行きたかったけど時間がなかったので、今回はピレウスへ。

切符は窓口で「ピレウス」と伝えて買いました。自動販売機はあったけどコイン専用で料金もわからなかったので使えなかったのでした・・・改札には誰もいないので、検札機に自分で切符を入れて日付をスタンプします。
ホームには上りとも下りとも書いていないので、来た電車の行き先を確認して乗ります。ピレウスは"ΠΕΙΡΑΙΑΣ"。うーん読めないけど(^-^;)

inside of the subway

さて電車に乗ると中はキレイな印象。ピレウスまで15分だねーなんて話していたらあっという間に電車は地上へ出てしまいました。地下を走るのは市街地の3駅だけで、あとは地上を走るのです。ここで市街地から少し離れたアテネの人々の暮らしが見られます。

すこし年季の入った建物が多くて、なつかしさを感じる風景。私が乗っているのは丸の内線だったっけ?なんて考えたりしながら窓の外を見ていました。

アテネの地下鉄はまだ伸びる予定で、壮大な計画が進行しています。オリンピックに間に合うか?


ピレウス

Piraeus station

終点に着くともうピレウスの港はすぐそこです。地下鉄というより郊外列車のターミナルのような駅舎をでると潮の香り。ここからはエーゲ海方面への定期船の発着所があり、周辺には船のチケットを扱うトラベルエージェントがたくさんあります。

ちょうど夏休みが始まる時期でもあったので、大きな荷物を背負ったバックパッカーの集団をよく見ました。きっとこれからたくさんある島をひとつひとつゆっくりと巡るんだろうなあ。エーゲ海の旅行をここからスタートさせられる彼らがちょっとうらやましかったです。

港沿いに軽食を食べさせる店が何店か集まっているところがあり、サンドイッチやハンバーガー、アイスクリームなどのファストフードやタラモサラダ、ギリシャコーヒーを扱っていました。

Piraeus

食事の後に、広場にあったベンチに腰掛けてボーっと日が暮れるのを見ていたら、犬の散歩に来たおじさんと、通り掛かりのおばさんが知り合いらしくあいさつをかわしてならんで座り、それから1時間近くずっと話をしていました。
タベルナのお客もよくしゃべるし、テレビの番組でも1人がずっとしゃべりつづけているのをよく見ました。アテネの人は話し好き。


広場と通りで覚える

Syntagma Square

3日間毎日ぶらぶらと市内を歩きまわってみて、アテネ市街はいくつかの広場とそれを結ぶおもな通りを覚えておくと、いいみたいです。わたしのような方向オンチでもなんとか目的地に着けます。

広場の周りには店や建物が集まっていて、地域ごとに特徴があります。それぞれの地区について、一旅行者の抱いたイメージを恐れ多くも東京の都市に例えてみると・・・

シンタグマ(憲法)広場周辺はその名の通り政治の中心地域で、大手町か霞ヶ関。りっぱな建物の国会議事堂があります。最近オープンしたという本屋はビルの上から下まで全部を占めていて大きかった。

◆そこからオモニア広場に向かうスタディウ通りパネピスティウ通りは、博物館や図書館、大学があって大きいビルも多い。整然としていて銀座や青山あたり。Virgin MegastoreではおみやげのCDを試聴しまくった上で買いました。

オモニア広場は、うーん上野って感じかな。ビルの古さやネオンの感じが似ていて(ちょっとヤバそうな雰囲気も)、なつかしい空気でした。ここはロータリーになっていて、合流しようと順番待ちで渋滞している車のクラクションの音がすごい。

◆オモニア広場からモナスティラキ広場に向かうアテナス通りは新宿か浅草。生鮮市場や問屋風の日用品の専門店、デパートが並んでいて生活のにおいがするにぎやかさ。ギリシャコーヒーをいれるなべはこの通り沿いの金物屋さんで見つけることができます。

モナスティラキ広場は、とにかく雑多な物、物、モノの洪水といった感じでアメ横みたいかもしれません。

◆モナスティラキ広場からシンタグマ広場に向かうエルムー通りには洋服や皮製品の店が並んでいて、さながら渋谷か新宿。とくに靴はデザインが豊富でもちろん本皮、わりと安いと思いました。


また行きたいタベルナ

you can eat delicious Souvlaki here

アテネの人たちは店の外に出したテーブルで食べるのが好きなようで、中にテーブルがあってもほとんど外で食べています。昼間は暑くても、湿気があまりないので夜には涼しくなって外にいるのが気持ちいいのです。
広い街を歩きまわらずに手っ取り早く食事するならプラカ地区が良かったです。いろいろな店が一ヶ所に集まっているので店先を比べて決められるし、地元の人も食べに来る味を試せました。

そこで、おいしいスブラキを食べさせてくれたのは写真の"PLAKA"という店。外の席は夜にはいっぱいになります。ギロも香ばしくておすすめです。もちろん明朗会計でした。キダシネオン通り沿い。


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