CD Eden - Sara Brightman  

はじめに:新譜ではありませんが(多分1999年前半のリリース)、ふと聞きたくなって昼休みに、新宿南口を探しまわりました。高島屋の上のHMV、FLAGの上のTower Recordにもなくて、やっとTSUTAYAで発見。輸入盤が1枚かろうじて残っていた!(日本盤が出ているかは不明)そもそも、昨年末、某社K社長のアメリカの別宅にお邪魔したしたときに、暖炉の前でさんざん繰り返し聴かされて、刷り込まれてしまったよう。そのときにはミュージックビデオ版も見せられて、どっぷりSara Brightmanの世界に浸ってしまいました。勿論、Sara Brightmanというソプラノ歌手の存在はそれまで知りませんでした。しかしその歌唱力には強烈な存在感がありました。ちょっと調べたところ、オペラやミュージカルなどで広く活躍しているそうな。ヴァラエティに富んだ構成でたっぷり楽しめるCD。こういうのを珠玉のxxって言うのでしょうか?

review:

1. In Paradisum (3:12) - Brightman/Peterson
シタールの音が入ったりとインド音楽を取り入れたミステリアスなオープニング。

2. Eden (4:00) - Callier
オープニングに引き続き、ENIGMA風の聖歌隊コーラスをバックにしたタイトル曲、エレクトリック・ポップ。

3. So Many Things (2:57) - Traditional/Brightman
ソプラノが美しい、メロディアスで演歌にも通じる(?)節まわしの曲。日本人受けしそう。

4. Anytime, Anywhere (3:19) - Albinoni/Brightman
声量あふれる、力強い歌声

5. Bailero (3:13) - Traditional
心地好い眠りへ誘ってくれる。歌唱力を発揮

6. Dust In The Wind (3:41) - Lirgren
生ギターの演奏のフォーク風のポップス

7. Il Mio Cuore Va (My Heart Will Go On, From 'Titanic') (4:28) - Horner/Jennings
どっかで聴いた曲だと思ったら、やっぱり・・・。映画「タイタニック」から「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」をスペイン語で歌う。

8. Deliver Me (3:59) - Marsh
オーケストラが大袈裟なアレンジだがメロディは覚えやすく、印象的。

9. Un Jour Il Viendra (3:39) - Yared/Jonasz
オペラのワンシーンのような落ち着いた雰囲気の曲

10. Nella Fantasia (3:38) - Morricone
5曲目と同様、癒し系。チェンバロ風の演奏が入りバロックの雰囲気も

11. Tu (4:09) - Cano
少女の囁きのように、優しく歌い上げます

12. Lascia Ch'io Pianga (3:30) - Haendel
ヘンデルのアリア

13. Only An Ocean Away (4:54) - Andreason
透明感のある妖精のような歌声で、ケイト・ブッシュを思い出させる。ドラマチック&メロディアス

14. Scene D'Amour (3:18) - Lai
5、10曲目同様、おやすみなさーい

15. Nessun Dorma (3:06) - Puccini
プッチーニのアリア。うまいか下手かはよくわかりませんが、素人耳(?)には歌えてると思います。

16. The Last Words You Said ( only on US release) (4:08) - Marx
リチャード・マークスの書き下ろしのバラード、デュエット。ありがちですな。可も不可も無し

Produced by Frank Peterson (ENIGMAとの仕事で知られるプロデューサらしい。どおりで、1、2曲目の聖歌隊のコーラス風のアレンジはENIGMAっぽいと思った!)

amazon.comで視聴できます(1〜5曲、RealPlayerが必要です。ジャケット写真あり)。  

更新日: 00/05/17