山ある記

西穂高岳   (2,909m) − 長野県松本市、岐阜県高山市          2006.09.03(日)

天候:晴れ
標高差: 750m
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西穂高口駅より西穂高岳を望む(39kb)

  <新穂高ロープウエイで、簡単アプローチ・・ >
 9月に入った最初の日曜。信州ではすっかり朝晩は涼しくなったが、この日は日中はまだまだ暑かった。 ロープウエイで一気に2,160m(西穂高口駅)までアクセスできるとあって、西穂高岳の登頂は比較的容易である。 朝7時頃、上田を出て、安房トンネルを抜け、高山市側の新穂高温泉へ向かう。ロープウエイ乗り場のしらかば平駅(1,308m)下の駐車場(\500)に 駐車して、2階建てのロープウエイに乗り込むとわずか7分で西穂高口駅に到着。ロープウエイが支柱を通過するたびに揺れるのが気持ち悪かったが、 昇りの途中では槍ヶ岳も見ることができ、眺望は素晴らしい(往復\2,700)。ほぼ満員の乗客のほとんどは見物や散策が目的の人ばかりだった。
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赤くなったイワベンケイ(30kb)

10:15 西穂高口。駅から見る西穂の岩峰は陽を受けて眩しかった。しばらくは遊歩道が続くが、すぐに本格的な登山道になり、急な登りが始まる。
10:45 標高約2,270m地点。付近はガスがかかったせいもあり涼しい。気温14.9度。
11:05 西穂山荘(2,385m)。多くの登山客で賑わっていた。ここもガスがかかって見晴らしは悪い。既にテントがたくさん設営されていた。 久しぶりにトリカブトの青紫の花を見た。ここが森林限界で、この先は陽を遮るものはなくなる。
11:45 約2,630m地点。丸山(2,452m)を過ぎたあたりの稜線。小石がゴロゴロする足元が不安定な急坂。上高地や大正池を足元に見下ろす。その背後に霞沢岳。対面の焼岳は一面雲が かかって姿が見えない。丸山の手前のハイマツの中で1羽のライチョウを見かけた。気温18.3度。
12:05 西穂独標(2,701m)。多くの人。その先に伸びる険しい岩山の連続。それまでとはまた別世界に映った。
12:25 ピラミッドピーク(2,780m)。鋭い三角の峰。滑落しそうなほど急な岩場が続くが、整備されているためそれほど通過は困難ではない。気温18.1度。
<日帰り入浴>
新穂高温泉”山荘富貴”。高山市。\700(入浴)。
 新穂高ロープウエイの「しらかば平駅」からしばらく下った道沿いですぐに分かる。 露天風呂から正面間近に錫杖岳(2,168m)の絶壁と奇岩が望める。 湯の温度は私には丁度よかった。日曜夕方のせいかお客も少ない。露天は独り占め状態だった。 内湯、露天。
 

<参考地図>
・山と高原地図37 槍ヶ岳・穂高岳(昭文社)
・アルペンガイド13 「北アルプス」(山と渓谷社)

13:00 山頂。数人の登山者が休憩。ほとんどガスで展望がない。西側の柳谷には急に落ち込んでいて、荒れた砂礫の斜面が裾を広げていた。その先の稜線は奥穂高岳に続くが 私の山行はここまで。下山しようとする頃、その奥穂方面から西穂に向かってくる登山者もいた。気温19.7度。
13:15 下山開始。しばらくすると小学生低学年の女の子と父親が前を行くのに追いつく。その女の子の度胸は大したものだ。しばらくは二人を煽らない程度のペースで付いて行く。 所々に高山植物のお花畑が現れる。赤くなったイワベンケイや、トウヤクリンドウが目立った。
14:20 西穂独標。だいぶガスも晴れて、岳沢の景色や焼岳もよく見えるようになる。逆に陽射しがきつくなる。先ほどの父娘はピラミッドピークで追い越す。気温19.3度。
15:05 西穂山荘。そろそろロープウエイの時間が気になる頃だが、最終便には十分間に合いそうだった。
15:55 西穂高口。駅舎外に水場があり、その水を頭から浴びてクールダウン。上半身の汗を拭う。しばらく展望台で笠ヶ岳から双六岳にかけての景色を楽しんだ後、 ロープウエイで下る。
 16:20にはしらかば平駅に着いた。しらかば平駅すぐそばのビジターセンター「山楽館」には”神宝乃湯”という日帰り入浴施設があるが、 15:30で営業を終了していた。しかし小池潜氏の写真展が開かれていて、北アルプスの四季の写真が展示され、疲れも忘れて、なかなか見ることが出来ない槍・穂高の 風景をしばし楽しんだ。

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