山ある記

鬼面山   (1,889m きめんやま) − 長野県豊丘村、旧上村             2006.09.16(土)

天候:曇
標高差
:835m
  <伊那山脈の最高峰・・>
 この週は秋雨前線のせいでグズついた天気が続いていたが、三連休と言うのに追い討ちをかけるように週末には台風が九州に上陸していた。 16日は信州の天気はまだ大丈夫と踏んで南信州へ。中央道松川ICで降り、天竜川を渡って豊丘村へ。虻川沿いの虻川林道を上流に向かうと 野田平キャンプ場との分岐。案内板に従って登山口を目指す。林道終点からのコースで山頂を目指すつもりであったが、 その林道は終点まで残り2Kmを過ぎた辺りで陥没し、それより先に進めなくなっていた。諦めて道路脇に駐車し、そこから歩くことにした。 そこに至るまでも林道はかなり荒れており、四駆が無難。あちこちで小さな落石あり。

*写真なし

11:10 駐車地点(標高約1,055m)。林道が陥没したところの先にも倒木や土砂崩れが起きていてなかなか酷かった。気温22.3度。
11:25 登山口(1,129m)。林道の終点。ここから本格的な登山道になる。
11:50 トチの大木(1,280m)。薄暗い沢沿いの細い道を登っていくと。気を緩めると沢へ滑落するほどの狭さ。ここから急な登りが始まる。気温16.1度。
12:15 標高1,500m地点。林を抜けたせいで少し上空が明るくなったが、付近はガスが広がる。ここまで激烈に急な登りが続いた。
12:35 約1,600m地点。更に苛烈な急坂が続く。パラパラと雨が木の葉を打つ音が気になり始める。うっすらモヤもかかる。明らかに天候は下り坂である。一口羊羹を口にする。気温14.7度。
13:05 1,800m地点。これでもかと言わんばかりの急坂の連続。静かな山林をひたすら黙々と進む。急な登りで鬼の形相になるから”鬼面山”というかどうかは知らない。気温14.1度。
 
<日帰り入浴>
”ほっ湯アップル”。飯田市松尾明。\400。
 下山後、虻川林道を下り天竜川を渡って飯田市へ。その天竜川の河原沿いにある。 内湯、ジャグジー、露天、打たせ湯。

<参考地図>
・信州 魅力の山と湯(信濃毎日新聞社)
・中信・南信 日帰りの山(章文館)

13:30 山頂。最後の最後までキツい登りだった。丸太を組んだ展望台が建っていたが、ガスでまったく展望なし。天気が良ければきっと360度の眺望が楽しめたはず。
13:40 下山開始。天候は改善しそうもなく景色も楽しめないとくれば長居は無用。来た道を引き返す。
14:00 約1,515m地点。キツかった登りの斜面は下りでは切れ落ちて壁のように映る。滑落しないよう注意しながら下る。
14:15 1,400m地点。急な下りの連続で気が抜けない。下りでこんなに汗をかくのも珍しい。
14:35 登山口。何か口に咥えてリスが目の前を横切った。ここで沢の水で汗を拭う。 その時うす暗かった沢に一瞬、雲間から薄日が射してパッと明るくなった。ただそれだけだったが何か劇的な瞬間であった。 この辺りの沢はまるで大きな一枚岩を彫刻して水を流したような美しい景観をもっていた。
15:05 駐車地点。季節が終わったせいか目立つ高山植物にはまったく遭遇できなかった。とりあえず雨にも降られずに済んでよかった。気温17.8度。

BACK