山ある記 |
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鍋倉山 (1,289m) − 長野県飯山市・新潟県新井市 2005.06.19 (日) |
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天候:晴れ 標高差: 400m |
<梅雨の一休み。信越国境のブナ林へ> 鍋倉山と言えば樹齢400年にもなるというブナの巨木があることで知られる。 いつかその巨木を見たいと思っていたがその日が来た。 飯山市を戸狩スキー場に向けて走り、信越国境の関田峠への峠道を上っていく。 鍋倉山には関田峠から県境を辿るコースがあるが、今回は関田峠のずっと手前で車を停め、巨木の谷登山道というコースを選んだ。 |
11:00
道路脇の駐車地点(標高約870m)。しばらく道路沿いを歩くが、登山道の入り口はすぐ近くだと思っていたのになかなかそれらしい場所が見つからない。 どうも山道っぽいのがあり、ピンクのリボンも所々にあったので登山道に違いないと奥へ入っていく。 しかしどうもおかしい。途中で狭い沢に進路を閉ざされると、これは変だと感じて、一旦引き返すことにする。 11:40 来た道を戻りつつ、入り口らしいところがないか注意していると、登山口を発見。 よく見ないと見逃すくらいの場所である。茂みの奥に登山道の道標があり、これだと確信。とんだ回り道をした。 11:50 「巨木の谷 500m」札。気温28.1度。 12:30 温井分岐(約1,215m)。黒倉山との分岐。巨木の森は後のお楽しみということで、とりあえず山頂を目指す。手前で14,5人のグループとすれ違う。山は里山風だが、まだ雪が所々に残る。まだ春山といった感じ。気温22.4度。 12:40 山頂。手前がちょっとした雪渓になっている。山頂北斜面の木が少し伐採されているが、かすんでいて展望はよくなかった。 山頂の少し先に展望のよい場所あり。そのまま温井分岐まで戻って、次は黒倉山を目指す。 |
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<日帰り入浴>
湯滝温泉(飯山市) \300 内湯1。露天1。 千曲川のほとりに建つ温泉で、露天風呂からの川の眺めがよい。外にもシャワーやお湯が出るため、風を感じながら洗髪したり出来る。 <参考地図> |
13:00 黒倉山山頂(1,242m)。大勢の登山者が食事中で腰を下ろす場所もなく、休憩場所を探して県境の道を少し進むことにする。 13:15 温井分岐。結局、昼食に適した場所を見つけられず途中で、黒倉山に引き返し、そのまま分岐まで戻る。ここで昼食。 13:50 森太郎。巨木の谷に戻る。大勢のグループが前を進んでいたので、ゆっくりとブナの巨木を鑑賞。 14:05 森姫(約985m)。森太郎から少し下った場所。幹の太さは森太郎と同じくらいだが、木肌がより白くすっきりとして女性らしい印象。すぐ近くに沢の流れの音がして、涼し気。気温21.7度。 14:45 駐車地点。団体さんの後ろを歩いたため、帰りは超スローな山歩きとなった。気温22.5度。 |