山ある記 |
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八柱山 (やばしらやま 2,114m) − 長野県佐久町・八千穂村 2005.06.12 (日) |
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天候:曇り後晴れ 標高差: 495m |
<梅雨入りした週末の北八> 入梅したそうだが、日曜は晴れ間が戻るということで北八ヶ岳に出かける。 佐久方面から国道299号を麦草峠に向けて車を走らせる。八千穂高原自然園は峠よりも手前。 週末の登山は自分を見つめる時間。自己と向き合う時間である。 山でリセットして新しい週を迎えることができる。 |
10:25
八千穂自然園の駐車場(標高約1,620m)。しばらくは砂利道の大石川林道をひたすら歩くことになる。
自然園にはレンゲツツジが満開。まだ雲は広がっていたが、時々雲間からの陽射しが暑い。気温26.1度。 10:55 約1,780m地点。まだ林道の途中。砂利道が普通の山道らしくなってきたところ。 日陰になった場所で、道の脇に生えるマムシグサ、クリンソウを見つける。 このすぐ先が八柱山登山口 11:40 約2,030m地点。八柱山登山口からは本格的な登りに変わる。初めは唐松林を歩く。急な登りも続く。 小休止。気温17.8度。 11:55 山頂。八柱のてっぺんに、鉄柱を発見!それは宇宙科学研究所の「深宇宙探査用大型アンテナコリメーション設備」であった。 大小2つのパラボラアンテナが付いていたが、”大型アンテナ”というほど大きくはなかった。 まだ雲は多いが陽射しもあるので裸になって無人の山頂で日光浴&昼食。Tシャツとタオルを干す。 それほど展望はよくないが、北東に浅間、南東には御座山などが望める。 |
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<日帰り入浴>
洞源湖温泉。”クアハウス佐久”(佐久市) \600 (6/30までの期間限定) 内湯1。トレーニング用のプールがメインのよう。 とりあえず自分は入浴だけでよかった。 <参考地図> |
12:20 下山開始。ただし、そのまま戻るのは勿体ないので、雨池に寄って帰ることにする。 12:35 雨池(約2,065m)。池の水量は少な目。縞枯山、北横岳が近い。 すっかり晴れ間が広がって暑いくらい。ここで不思議な気象現象。太陽の傘が二重にかかり、外側のものはまるで虹のように太い。 虹は普通、大地から弧を描くが、それとは全く逆向きに弧(水平に近い)を描いていた。 13:05 雨池をぐるりと巡って、池を離れると再び大石川林道に出る。後は駐車場に向かって、ただひたすら歩くだけ。気温19.5度。 13:55 約1,865m地点。小休止。林道歩きが続き、さすがに飽きた。休もうとすると脇の藪からキジが飛び出して来て、ヒョコヒョコと歩くと、 私に気付いて再び藪へ逃げ込んだ。 14:10 八柱山登山口。ここまでがすごく遠く感じた。 14:50 駐車場。着いたときには再び上空には雲が広がり始めた。 |