山ある記 |
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守屋山 (1,650m もりやさん) − 長野県諏訪市・高遠町 2004.11.13(土) |
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天候:晴れ 標高差: 405m |
<信州の山々をグルリ、一望> 大門街道(国道152号)を白樺湖を抜けて茅野市へ出るのは初めてだった。茅野市街が近づき、八ヶ岳が裾野を伸ばした光景が目の前に広がると、それは実に壮観であった。そのまま登山口のある杖突峠を目指す。峠には広い駐車場があり、既に数台の車が停まっている。古代の高床式倉庫を模した建物があり、道路からも目立つ。 |
09:55
登山口(標高約1,245m)。登り始めて、しばらくするとモンゴルの組み立て式の家を模した建物がいくつか建っていた。おそらくここでキャンプをするのだろう。気温11.4度。 10:15 標高約1,335m地点。アカエ沢の上流。座禅草の群生地らしいが、残念ながら季節が違う。沢の水音か風の音か、ザワザワとする。物音はそれだけ。晩秋ならではの空気と落ち着き。座禅草を鑑賞するためであろう木道がある。ここから本格的な登りになる。 10:45 標高約1,530m地点。小休止。天気はよいが気温は低い。1.9度! 10:55 東峰(1,631m)。360度の展望が素晴らしい。快晴の空が青々として、更によい。北ア方面はやや雲が多いが、白くなった穂高、槍が頭を覗かせている。写真を撮りまくる。南ア、中ア、八ヶ岳に足元には諏訪湖。気温9.2度。 |
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<日帰り入浴>
「アクアランド茅野」茅野市 \500 プールと併設。内湯、サウナ。温泉というより、普通のお風呂といった感じ。 152号を上田に戻る途中に立ち寄る。駐車場からプールで泳ぐ様子が見学できる。 <参考地図> |
11:20
西峰に向かう。西峰のほうが標高が高い。尾根伝いに歩いていると、木々の枝に付着した霧氷が、解けてアラレのように降って来る。こんな経験は初めてであったが、落ちてきたその形がチョコの「白い小枝」のようで面白い。 11:35 西峰。広い山頂はお食事中の登山者で賑わっていた。こちらの展望もよい。景色を楽しみながら、早めの昼食にする。北アにかかっていた雲が徐々に低くなって、山並みが浮かび上がってくる。 12:10 下山。来た道を戻る。 12:25 再び東峰に戻る。陽気がよくなってきたのか、多くの小鳥たちが囀り始めたよう。つられて思わず自分も囀ってみた。御嶽にかかっていた雲も晴れて、信州の山々が余すことなく眺められたのでは、と思うくらい。 12:50 座禅草の群生地。ここから杖突峠まで若干、登り直す必要がある。 13:15 登山口。 |