山ある記

浅間隠山   (1,757m あさまかくしやま) − 群馬県長野原町・吾妻町     2004.11.28(日)

天候:晴れ
標高差: 460m
  <白煙を上げる浅間>
 11月最後の日曜。信州の紅葉は既に終り、日一日と冬らしい日へと向かっていく。早朝は上空の雲も多かったが、浅間サンラインで浅間山に近づくにつれて雲も晴れ始める。今年、浅間山が規模の大きな噴火をした後、初めての浅間方面への山行であった。その浅間山は真っ白な噴煙を上げていた。軽井沢から峰の茶屋を越え、群馬県に入る。北軽井沢から二度上峠に向かう。峠から少し下った道路脇に登山口を見つけるが、駐車中の車が多く、駐車する場所を探して、更に少し下って駐車。
asama3.jpg (27046 バイト)

噴煙が立ち昇る浅間山を望む(26kb)

10:45 駐車位置(標高約1,295m)。気温12.6度。
11:05 第4地点と書かれた場所(約1,425m)。稜線上の登山道が少し手前で分岐するのだが、結局、ここで合流するようである。浅間隠山の本体が目の前に迫る。西側の山に隠れてここからは浅間山は見えない。
11:30 約1,645m地点。登りが急になる。小休止。
 
<日帰り入浴>
「千ヶ滝温泉」
 中軽井沢・千ヶ滝にある。スケートセンターがある。\1,500!
高級感はあるが、私は温泉には高級感を求めません!
内湯(浅い?)、露天、サウナ。

<参考地図>
・北信・東信 日帰りの山(章文館)

11:50 山頂。多くの人で賑わう。浅間山の山頂付近に丁度、雲が広がってしまっていて、カメラ撮影には不適。雲は流れていくが、これがなかなか切れない。冷たい風が吹き抜ける山頂でシャッターチャンスを待って我慢。フリースジャケットを羽織って防寒。待った甲斐あって、なんとか噴煙を上げる浅間を撮影できた。熱いお茶が旨い。山頂の展望は360度。浅間の右手には水ノ塔、籠ノ登が寄り添い、更に四阿山などが続く。
12:25 下山。気温8度。朝よりも徐々に雲が少なくなって、よい陽気に。笹原の広がる斜面をリズムよく下っていく。
13:20 駐車地点。あっと言う間に下山。この日のような寒い季節にも気軽に登れ、山頂からの眺望もよい山であった。

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