山ある記

鼻曲山   (はなまがりやま 1,655m) − 長野県軽井沢町・群馬県倉渕村             2004.05.29 (土)

天候:晴れ後曇り
標高差: 480m
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山頂から少し下った辺りに咲くスズラン(26kb)

  <スズランの咲く風景・・>
 日曜の天気は下り坂と聞いて(この予報は見事に外れたが)、何が何でも土曜は登ろうと決めてきた。浅間サンラインで軽井沢に入り、旧軽井沢の賑わいを抜けて、白糸ハイランドウエイ(有料 \300。小瀬温泉が料金所)を北に向かう。長日向という地区の「ふれあいの郷」付近の道路脇に駐車。ここから別荘地を抜けて、群馬との県境へ進むことになる。
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山頂にいたキアゲハ(37kb)

10:30 駐車地点(標高約1,175m)。別荘地内のゆるやかな林道を進む。途中にゲートあり。
10:40 別の林道と交差(約1,210m)。山頂まで4Kmの札。霧積温泉の文字もある(霧積とは何ともロマンチックなネーミング!)。県境を越えた更に先に温泉がある。やや狭くなった林道を更に進む。手前で下山中のご夫婦とすれ違う。
11:00 再び別の林道と交差(約1,380m)。この林道も車幅くらいある。いよいよここから道幅も狭くなり、登山道らしくなってくる。
11:20 鼻曲峠分岐(約1,475m)。ここまでは比較的緩い登りであったが、突然、勾配もきつくなる。分岐の右手は道の崩落のため通行止め。峠を経由するつもりもないため、左を行く。ここ最近は毎週のように山に通うようになり、徐々に体力も戻ってきているような気がする。しかしかつて夜行日帰りをした頃のような体力はもう残っていないかも知れない。気温23.3度。
 
<日帰り入浴>
星野温泉”トンボの湯”。軽井沢町。\1,200(リッチ!)。
中軽井沢で国道146号を少し北へ。
全体の造りは高級感がある。温泉と駐車場の間にはレストハウスもあり、入浴後に喉を潤そうという客も大勢いる。個人的には温泉に高級感は求めないが、きっと軽井沢という土地柄もあるのだろう。
内湯、サウナ、露天風呂。

<参考地図>
・北信・東信 日帰りの山(章文館)

11:45 山頂。西に浅間山がよく見える。うっすら噴煙が上がっているように見える。北に浅間隠山が近い。八ヶ岳の山頂付近は低い雲に覆われる。浅間を望みながら昼食(ローソンのカリカリ梅しらすオニギリが美味い)。小さな蝿や羽虫がたくさんまとわりついてウザい。男性2人が鼻曲峠側から登ってくる。汗で濡れたTシャツを脱ぎ、低木に掛けて乾かす。正午を過ぎた辺りから続々、登山者が登頂し、初めは無人だった狭い山頂が賑やかに。気温25.5度。
12:15 人も増えてきたため早めに下山。来た道を戻る。山頂のすぐ下あたりでスズランが群生しているのを発見。登りでは全然気がつかなかった。
12:45 約1,380m地点。上空には雲が次第に広がり、風も出て来た。早くも天気は下り坂かと思わせた。しばらくは天気はもちそうだ。
13:20 駐車場所。単調で長い林道がようやく終わった。

<新兵器> Nextway 「TSI-MP452D」 ボイスレコーダー兼MP3プレーヤー兼FMラジオ兼USBストレージメモリ(128MB)。 近所のメガマートで税込み\10,000也。これは掘り出し物!。 今回の山行の記録は、この新兵器に吹き込んだ。以前からICレコーダーを山に持っていったら重宝するだろうと思っていた。

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