レース観戦記
安田記念(G1 : 芝 1,600m 国際)
晴れ、良馬場
ダービーの余韻も醒めないうちにも、はや安田記念。1週くらい休みでもいいじゃないかJRA。
ダービーを戦った騎手は大変だ。全精力を出し切った次の週。敗れた騎手たちがいかに立て直してくるか?これがポイント。
そんな翌週の各騎手の心のエアポケットが穴を生む。案の定、前日土曜の東京は万馬券が3つも飛び出した。さあ日曜は?
断然の1番人気はグラスワンダー。どんなに強い勝ちかたをしてくれるかだけを私は見に来たのだ。
調教VTRでは豪快な前肢の掻き込みが戻っていた。他のどんな馬とも違うのが首に当たるくらいに高く上がる前脚だ。
(パドック)
1番 Oエクスプレス、スラッとした奇麗な馬。鼻面がピンク。
2番 シンコウI、約2年の休み明け。俺もG1馬だ。でもプラス42kgはいくらなんでも重い。
5番 Kマーチ、忘れないで、私もG1馬。今日は逃げるのか?
6番
Tブライドル、これが勝てば大樹Fの3連覇。つまり岡部さんも3連覇。でも勝ちはないだろう。
7番 Gワンダー、全く問題なし。
10番 Kヘイロー、3ケ月の放牧開け、プラス10kg。調教はイマイチという声も。別に悪くないけどなあ。
11番 Sザパール、高松宮2着。ローテーション的にキツイのでは?
12番
Aジハード、伊藤正厩舎3頭出し(他にTブライドル、Tシンフォニー)では最も狙える。
14番
Tシンフォニー、ずーっとウルサイ。暴れるから写真もうまく撮れん。
ダービーには及ばないものの10万人を越える観衆。馬券を買って向かったメインスタンドはぎっしり人で埋め尽くされていた。わずかな隙間からなんとかゴール板付近は見える。
ゲートが開いた。Kマーチが出遅れ、レースを引っ張るやつがいない。自然ペースは緩くになり、かかり気味でKヘイローなども前に行く。あっという間に第四コーナー。Gワンダーはどこだ?馬群に包まれた?直線に向いて、抜け出したのはやはりGワンダー。でも何か勢いがない。外から並んできたAジハードにわずかにゴールを譲った。
馬券は当たったが予想しない結末に、不満が残った。
Kヘイローも全然期待外れ。Sザパールは差はあったがしっかり3着に来ていた。なんて牝馬だ。
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