男体山   (2,484m) − 栃木県                 1999.05.08 (土)

山ある記

9:00  二荒山神社中宮祠社務所にて登拝受付け。500円。

    御札をいただき登拝門をくぐって、出発。
    1合目の遥拝所までは石段。3合目までは割と急登。
    3合目と4合目までは車道の緩い上りを歩く。
    5合目の手前で犬の鳴き声が聞こえてきた。
    小屋で休憩中の女性2人の連れの白い小さな犬だ。
    背中のリュックに収まってはいるが、興奮気味。私を警戒しているのか?

10:15  7合目を通過。

    8合目の瀧尾神社そばには鎖場があるが、鎖を使わずとも迂回路があるので問題なし。
    鎖の1つ1つの長方形の輪がやたら大きいのが印象的。昔はこれをつたったのか?
    8合目を過ぎると、残雪が登山路に見られるようになる。
    9合目からは路面はそれまでとは全く違い、火山岩の赤土となる。鮮やかな赤だ。火星をイメージさせる。

11:15  山頂着。気温18.3度。

   三角点そばの岩の上には剣を象った鉄棒が天を突いていた。
    雪に覆われた日光白根が間近に眺められる。その右手奥は尾瀬方面。至仏山か?
    北の奥に見える山々はまだ白く雪に覆われている。
    中禅寺湖、戦場が原が真下に見える。

12:00  休憩の後、下山。

    4合目より下の道端にはスミレ系の小さな花がちらほらと見られる。
    花といえばあとはタンポポくらい。山肌は基本的に笹に覆われている。
nan-tai15.jpg (52984 バイト) 二荒山神社から男体山(52KB) sumire13.jpg (90855 バイト) シハイスミレか?(89KB)

13:45  登拝門着。気温17.2度。

    社務所そばの八汐つつじ(栃木県の花らしい)が満開で美しい。
    中禅寺湖畔にはまだ桜が咲いていた。

    ガレ場もあり落石に注意は必要だが、登山路はよく整備されていて
    有料なだけのことはあると妙に納得。

標高差約1,150m。

    *ついでながら華厳の滝を見に行く。修学旅行の小学生たちが賑やかだ。
    男体山の頂上付近は雲が多くなり、山全体が暗くなってきた。雨が近い。
kegon17.jpg (66391 バイト) 華厳の滝(65KB)

<参考地図など>
・アルペンガイド5「奥日光・足尾・那須」(山と渓谷社)
・ヤマケイポケットガイド2「山の花」(山と渓谷社)