退職・引越し顛末記
2001年11月下旬に退職伺いのメールを上司に送り即、面接をしてから四ヶ月。ようやく退職、引越しを終え、現在は信州の新しい職場へ通い始めている。そこまでの顛末を記録する。 ・退職を切り出した時点には当然、転職先からは内定をもらっていたから、辞める気は満々。引き留める上司の言葉にも全く迷うことはなかった。仕事の方はプロジェクトが大詰めを迎える頃でもあり、それが終わればすぐにでも辞めるつもりであった。が、引継ぎ等もあり、予定していた2002年1月後半の退職は叶わず、結局3月末になってしまった。 ・なんやかやで社長へ直接に正式な退職の話を出来たのが3月頭。3月末づけでの退職願を提出し、一気に退職モードへ。それまでが中途半端な状態だった(本当に3月末に辞められるのか?転職先も待ってくれているのか?)だけに多少、情緒不安定気味な時期でもあった。 ・翌日3/5にはアパートの大家と、管理をしている不動産屋へ3月末で部屋を引き払うことを通知。ついでに引越し業者も紹介してもらう(夢便と書いて"Movin"と読む。どこかで聞いたような・・?)。翌々日にはまだ引越し先も決まっていないうちに、業者に引越しの予約をする(作業日3/25午後に決定)。 ・3/9 休日を使って車で上田へ行き、新しい住まいを探す。転職先から紹介された不動産屋を訪ね、目ぼしい物件(アパート)を3つほど紹介してもらう。不動産屋の車で3件回ったうちの最初の物件が気に入り、即決(東京での家賃を下回る値段で質のいい物件を見つけることができた。当然だが東京とは相場が違うようだ)。手付金1万円を納めて、仮契約。そのまま帰京。翌日は引越し準備を始める。いらない物をがんがん捨て始める。両親に転職と引越しを伝えたのも、実はこの日になってからであった。当然驚いていた。 ・3/18 にはNTTへ住所変更と番号変更工事の予約。引越し後の3/29午前から使えるようにしてもらう。 ・3/19 には市役所の支所へ転出届を提出、転出証明をもらう。引越し業者に正確な引越し先住所を連絡。 ・3/20 上田の不動産屋にアパート入居の初期費用を振り込む。 ・3/25
午後。この日は有休を取った(どうせ有休は売るほど残っているのだ)。引越し業者が1人、2トントラックでやって来る。まだ完全には荷造りは終わっていなかったが、トラックに載せそうなものは彼がどんどん一人で運び去った。想像以上に荷物が多く、業者さんも悲鳴を上げるほど。結局、全部の荷物をトラックに積むことはできなかった。が、とりあえず運べる分だけは運んでしまわねばならない。 ・翌3/26 仕事が終わった後、会社に持ち込んでいた私物をマイカーに載せ、再び上田のアパートに向かう。ついでに車には前日に運び切れなかった荷物も積めるだけ積んでおいた。アパートに荷物を降ろすと、また東京へトンボ帰り。忙しい! ・翌3/27 は会社の送別会。更に翌3/28 は出社するのも最後。退職手続きを済ませ、社長を初め、お世話になった社員の方々に挨拶まわり(社長には「何年くらい勉強してくるの?」と山形弁で言われた)。新宿に小田急線で通うのも最後となった。帰宅中はさすがにしみじみとした気分になった。 ・3/29
アパート引き払い予定日。ほとんどの荷物は新居に運んだつもりでいたが、まだ予想以上に荷物が残っていた。とても全てをマイカーの荷台に積めそうもなく愕然とする。不動産屋が転出時の立会いに来ることになっていたが、とりあえず立会いだけはしてもらい、引き払う日を翌日へ延期してもらうように頼む。 ・3/30 午前。これが本当の東京最終日。残りの荷物を全てマイカーに載せたあと、大家に挨拶にいく。7年強住んだアパートともお別れ。大家のおばさんにも世話になった。部屋の鍵は不動産屋に渡して、ようやく新居に移り住むべく、東京を発つ。上田のアパートにはまだ明るいうちに到着できた。荷物を降ろして、やっと部屋の片付けを始める。なにせ寝る場所もないくらいに、荷物が散乱している。とりあえず寝る場所を確保して、新居で最初の夜を迎える。が、問題発生。湯沸し器の配管が冬の凍結で破裂していたらしく、水漏れを起こしていた(この辺りの冬の寒さは半端じゃないらしい)。おいおい入居する前にそんなの直しておけよと言いたかったが、そうなってしまっているのは仕方がない。大家に言って、すぐ直してくれるように頼む。それでも部品の取り寄せに時間がかかるらしく、すぐに直るというわけにはいかなかった。風呂に入れない! ・3/31
アパートの風呂に入れないので温泉にいくことにした。幸か不幸か、別所温泉が近いのでそちらへ向かう(アパートから5,6Kmほど)。その途中で”独鈷(とっこ)の湯”という標識があったので、予定を変更して、そっちに入りに行く。ここのところ気を緩める暇もなかったから、温泉に浸れるのは反ってよかった。 さて、4/7
現在、アパートの荷物はおおかた片付き、人間生活らしくなっている。それというのも、4/2
に福井の田舎から両親が車でやって来て、ほとんど片付けてくれたのだ。日中は会社に行っている私の代わりに全部やってしまってもらって大助かり。ついでに食事の用意も洗濯もやってくれたので楽が出来た。まだしばらく親には苦労をかけそうだ。
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