読書メモ

・「座して平和は守れず ―田母神式リアル国防論
(田母神 俊雄:著、幻冬舎 \952) : 2011.04.24

○印象的な言葉
・「疑わしきはすぐ報告」が危機管理の原則。やりすぎと思われるほうがリスクは小さい
・講和条約は「示談」
・何か主張するには、やるべきことをしておかなくてはならない
・戦争を避けたいと願うのが本当の軍人。戦争をすれば自分の部下が大勢死ぬ
・防衛省内局という役人の背広組に国を守るという意識はない
・理不尽に「殴るぞ」という姿勢がないと対等な外交はできない
・核戦争になれば被害が甚大で勝者はいない
・核兵器は戦争になっても戦争の拡大を抑止する
・北朝鮮のミサイルも軍の判断で撃つことができないため、タイミングが遅れれば、結局撃ち落とせない
・陸自の人数を削り、海に戦力を集中させるべき
・クラスター爆弾は大きな抑止力になる。爆弾を廃棄することで金が無駄になる
・戦争自体が国際法上の禁止事項になっていない
・戦後の、戦争の罪悪感を日本人に意識させるための計画
・国際法という法律はない

-目次-
1 世界があきれるほどスキだらけ、日本の国防
2 戦争より怖い、無知・無防備な外交
3 それでも国を守る「自衛隊」
4 テロ攻撃・北朝鮮問題 一触即発の世界情勢
5 「戦争」とは何か、「侵略」とは何か