読書メモ ・「ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則」 ビジョンを持っている企業、未来志向、先見的、業界で卓越している、同業他社の間で広く尊敬を集め、大きなインパクトを世界に与え続けてきた企業。 ○印象的な言葉 ・時の試練を乗り越えてきた真に卓越した企業と、おなじようには成長できなかった別の優良企業と比較分析 ・創業時、中堅企業だった頃、大企業に発展してから ・周囲の世界の劇的な変化をどのように乗り切ったか ・時代を超えて一貫して見られる経営理念 ・大きな結論、「誰でも主役になれる」 ・現状を不十分と感じるようにする仕組み。自己満足に陥らないようにし、外部の世界に強いられる前に変化し、改善するよう促す ・12の崩れた神話: 素晴らしいアイデアが必要 カリスマ的指導者が必要 利益の追求が最大の目的 「正しい」基本的価値観 変わり続けること 危険を冒さない 素晴らしい職場 社外からCEOを迎える 競争に勝つことが第一 2つの相反することは同時に獲得できない 経営者が先見的 ・利益は人間の身体にとっての酸素や食糧や水や血液のようなもの。目的ではないが、それがなければ生きられない ・理念が本物であり、どこまで理念を貫き通しているかの方が、理念の内容よりも重要 ・臆病者は勝利も知らなければ、敗北も知らない灰色の生活を送っている(セオドア・ルーズベルト) ・新製品には偶然にぶつかっている。動いていなければぶつかりもしない(リチャード.P.カールトン) ・3Mの15%ルール(⇒Googleにも似たものがある) ・経営者の継続性をもたらす好循環、経営者断絶と救世主の悪循環 ・一貫性を達成するための指針:@全体像を描くA小さなことにこだわるB下手な鉄砲ではなく、集中砲火C流行に逆らっても、自分自身の流れに従うD矛盾をなくすE原則を維持しながら、 新しい方法を編み出す ・4つの概念:@予言者になるな。時計を作る設計者になれA「ANDの才能」を重視B基本理念を維持し、進歩を促すC一貫性 -目次- 第1章 最高のなかの最高 第2章 時を告げるのではなく、時計をつくる 第3章 利益を超えて 第4章 基本理念を維持し、進歩を促す 第5章 社運を賭けた大胆な目標 第6章 カルトのような文化 第7章 大量のものを試して、うまくいったものを残す 第8章 生え抜きの経営陣 第9章 決して満足しない 第10章 はじまりの終わり |