読書メモ

・「坐る力
(齋藤孝:著、文春新書 \720) : 2011.04.25

○印象的な言葉
・坐る:生きる構えの基本
・静坐で「心の平和を得る」
・鳩尾(みずおち)を落として坐る
・息は吸うことより吐くことが大事
・ヨーガ坐法(シッダ・アーサナ坐法):膝をきっちり折りたたみ、両足のかかとを股の中心に引きつける。かかとが性器と肛門の中間部(会陰)に押し付ける
・結跏趺坐(けっかふざ):「仏陀の座法」。会陰への刺激を回避
・立腰(りつよう)は子供に性根を入れる秘伝。腰骨を思い切り前へ、お尻は思い切り後ろへ引く
・アレキサンダー・テクニック:セルフ・コントロール法。姿勢の歪みが筋力を浪費させる。 血圧をコントロールし、眠りを改善し、呼吸を整え、精神的な快活さや機敏さを促し、ストレスへの抵抗性を高め、心身の動きをスムーズにする
・身体がすぽっとはまり込む天板がえぐれた机。集中し、没頭できるデスク

-目次-
序章 人生を大きく支配する力
第1章 日本人にとっての「坐る力」
第2章 いいイスとはどんなイスか?
齋藤孝が選ぶ名作イスギャラリー
第3章 イス文化に東洋の“坐”の感覚
第4章 「坐る力」の人間関係論
終章 寝ころがる人生と最後のイス