読書メモ ・「人類を救う哲学」 ・近代文明への疑問。「文明は必ず崩壊に向かう」。欲望、本能や利己心に基づいた近代文明は自壊していくしかない ・節度ある生き方 ・現実を正しく認識し、歩むべき方向を明るく希望を抱えて考えていく。悲観的に考え尽くし、楽観的に対処していく ・太陽崇拝が文明の原点 ・「入会権」は共生のルール。山村が荒廃せず維持されてきた。水の分配にもルールを作った ・少子高齢化は住みやすい、ちょうどいい人口の社会になること ・閃きは「無私のアンテナ」に降りてくる ・「サムシング・グレート」が助けてくれる ・米国では大変な数の貧困層、車を保有していない貧困層がたくさんいる ・循環型芸術:俳諧連歌。他人が詠んだ句を引き取って新たな句をつくる ・敗戦後、宗教や道徳が軽視され、欲望が目覚め出した。「欲望人」になってしまった ・昔、薪は下枝を使っていた。地面に落ちて枯れたものだけを集める。こうして森林が乱伐されず残されてきた ・「保守」繰り返すことの大事さ。循環 ・明治までに絶滅した動植物はほとんどない。絶滅したのは全部、明治以降 ・浄土真宗や浄土宗は循環の哲学を背景にもつ。極楽浄土にずっといるわけにはいかない。「自利利他」。この世に苦しんでいる人がいる以上は、また帰ってこなければならない。 親鸞の思想は無限の循環。「帰ってくる」からこそ科学的。遺伝子も生まれ変わって、死と復活を繰り返す。遺伝子の不死。 ・仏陀の教えは輪廻を免れることにあった ・心の手入れも怠らない。欲にまみれた悪しき心を少しでも抑えるようにする ・人間の善や真面目な生き方を描いたものはウケる -目次- 第1章 文明の崩壊が始まった 第2章 アメリカ文明は正しいのか 第3章 「進歩」から「循環」の思想へ 第4章 世界連邦政府を樹立せよ 第5章 「利他の心」を教える教育を 第6章 神様が人類に与えた力 第7章 「無私の情熱」が成功を導く |