読書メモ ・「「事業仕分け」の力」 ・税金の使われ方に強い関心をもち、納税者自身が監視する時代 ・公開と参加 ・「構想日本」。非営利独立の政策シンクタンク ・仕分けをきっかけに議論が沸き起こる ・意味不明な事業、事業の重複、公益法人や独立行政法人の過大な資産・基金。効果の薄い広報、イベント活動。コスト高のIT関連の調達。不要不急、効果の薄い事業。 「とりあえず」予算、「アリバイ」事業。利権の構図 ・仕分けのメリット:事業のゼロベースでの見直し。政策の効果を検証するサイクルの確立。予算編成の透明性の確保。官僚の改革への当事者意識の喚起 ・仕分けの意義:事業、予算の内容を見える化 ・一時間で十分に結論を出せるものは多い ・最終決定ではないが、結論を変更するには国民を納得させる論理を示さねばならない ・現場を知らない、経過を伏せる、数字をごまかす、議論をはぐらかす官僚たち。目標はあやふや、手段はそれなり、効果は曖昧 ・仕分けの議論のプロセスに真理が宿る ・地方分権改革、行財政改革、公務員制度改革を進めなければ、予算の縮減は難しい ・カナダのプログラム・レビューが仕分けの源流 ・歳出削減が仕分けの主たる目的ではない。この手法を活かして地方分権や公務員制度改革、独法改革など抜本的な制度改革へつなげていくこと。 ムダの削減、事業の優先順位付け。 <その他> ・「仕分け人」として参加した民間有識者の感想を聞きたい。成果、効果、意義など -目次- 第1章 「政治文化」の革命としての事業仕分け 第2章 事業仕分けとは何か 第3章 事業仕分け最前線 第4章 事業仕分けに対する批判に答える 第5章 有権者の意識改革としての事業仕分け 補章 事業仕分けの歴史 |