読書メモ

・「日本を弑(しい)する人々 〜国を危うくする偽善者を名指しで糾す
(稲田 朋美, 八木 秀次, 渡部 昇一:著、PHP研究所 \1,500) : 2011.04.09

○印象的な言葉
・すべての戦犯は昭和33年5月末までに釈放されている
・「産経」を除いた新聞各紙は翼賛体制状態
・日本人なのに明らかに日本や日本人のためにならないことを喜んでやっているとしか思えない人たち
・戦前のコミンテルン隷属者たちは、敗戦後、凱旋将軍のように日本社会に入ってきた。敗戦利得者となった
・靖国の英霊は天皇陛下のご親拝もかなわない
・理念なき政策は有害。
・日本の文化や風土、民族性を無視した改革、民営化、規制緩和は米国への迎合
・歴史意識とは、そこに数え切れないほど多くの先人・祖先が存在したということ

-目次-
第1章 「戦後レジームからの脱却」を阻むのは誰か
第2章 日本の不名誉を黙過する“外交専門家”は誰か
第3章 日米関係に楔を打ち込もうとするのは誰か
第4章 偽りの歴史解釈で日本に一方的な譲歩を迫るのは誰か
第5章 私益と私情のために国を断罪する“権力者”は誰か
第6章 昭和天皇の「不快感」を政治利用する不逞の輩は誰か
第7章 「人権」の名の下に日本国民の人権を奪うのは誰か
第8章 日本のアイデンティティを溶解させるのは誰か
第9章 祖国を弑虐することで利得を貪っているのは誰か
鼎談を終えて