読書メモ

・「団塊の老後 ―日本型シニアタウンを創造する企業集団
(上野 健一:著、イーストプレス \1,400) : 2011.03.21

○印象的な言葉
・全管連グループ:シニアタウンにチャレンジする企業集団。(著者は全管連の代表)。傘下に全国70ヶ所の分譲地を抱える。
・国民総資産の7割を所有するシニア層。彼らはベテランの消費者。本物を見分ける力がある
・CCZプロジェクト:シニアタウン推進の手法。推進本部がシニアタウンの研究を行なう
・アメリカのシニアタウン:住民が自治管理
・シニアタウン事業の基本姿勢:老後に役立つ情報の提供。第二の人生の質を高めるための提案
・土地所有者による「自治管理組合」が主体となった町づくり
・5ヵ年事業計画:シニアタウンづくりは伊豆半島「あじろ南熱海が丘」から開始。平成19年に全管連グループが取得し再整備中(2009年1月現在)

-目次-
第1章 いよいよ本格化するシニア市場(シニア市場にどう取り組むか
高齢社会がシニアタウンを求めている)
第2章 理想の日本型シニアタウンとは(新しい価値観を持つアクティブ・シニア
日本型シニアタウンの理想を求めて ほか)
第3章 シニアタウンを創造する企業グループ(理想を実現するための体制づくり
(株)全管連 分譲地管理では日本一の会社 ほか)
第4章 日本初の白浜プロジェクト(実績とノウハウを集大成する時期に
まず「あじろ南熱海が丘」から開始 ほか)
第5章 五〇年後を見つめながら歩む(ゴールのない事業だからこそ夢がある
住民の声こそが事業の指針 ほか)