読書メモ

・「PLANNING HACKS! 〜企画ハック!
(原尻 淳一:著、東洋経済新報社 \1,500) : 2011.06.14

○ポイント
・プランニングにおけるシステム化。アウトプットを生み出すシステム。すぐに企画が生まれる体制が整っている状態にしておく。 3つの視点:@レシピA素材B盛り付け
・読書カード、フィールドノート、写真からなるシステム(鶴見良行)
・アイデアの二段階抽出法:気になるヒントのような情報をまず出す。その情報から掛け合わせる(情報同士を結び付けてアイデアを考える)。 インプットを用意し、方法のフィルタを通して、アウトプットを生む
・勝ちパターンを「名作ファイル」に残す
・見本帳
・システムが集中力を生む
・仮説出しハック
・写真やイラストから無意識を意識化する
・(数字、トレンド、アイデア)×(型、フレームワーク、理論)=企画書
・会議の目的は拡散と収束
・別の企画を同時並行で走らせる。煮詰まったときに、違う企画を考えていくうちに悩みを突破
・人の意見を入れる隙間を作っておく
・ミッフィーのデザインに集約されているルール:@シンプルA3色程度B絵や写真など視覚的にパッとつかめるもの、誰にもわかる表現
・仕事のプライオリティの決め方:ボリューム、確率、時間を複合的に検証
・企画書は紙芝居でなければならない。ストーリー仕立て。トップラインを読むだけで、ストーリーが分かるようにしておく。1シートには1つの結論
・異分野で行なわれていることで、まだ自分の業界ではやっていないなら、そのモデルを持ち込む
・評価基準が「知識」だけだった新人は、「知恵」に気付かず、周りを過小評価し、会社自体を過小評価し始める

-目次-
1 企画システム・ハック―変数と代入式
2 アイデア発想ハック―量と質
3 プランニング・ハック―失敗と本質
4 プロジェクト・ハック―コミュニケーションとモチベーション
5 プレゼン・ハック―離見と保険
6 実践編コンセプト・ハック―文脈と応用