読書メモ

・「Mac OS X Cocoaプログラミング(初版)
(アーロン・ヒレガス:著、村上 雅章:訳、ピアソンエデュケーション \3,700) : 2011.08.12

○ポイント
・デリゲート(delegate):委譲
・Classic:OS9以前のOS上で開発されたアプリ。OSX上で動作するものの、OSXがもつ先進の機能を使用できない。OS9のエミュレーション環境内で動作するため、遅い
・Objective-C:コンパイル時に決定できないことは実行時に回し、柔軟な動作を可能にする
・ウィンドウサーバ:キーボードやマウスからのイベントを受け取り、適切なアプリ用のイベントキューにデータを格納。アプリが起動、イベントデータが変更されるとビューが再描画される。
・アーカイブ化:オブジェクト群をバイトストリーム表現に変換。ネットワーク接続を経由して送信したり、ファイルに書き込んだりできる。 Javaでは「シリアライゼーション」と呼ぶ。
・特定の通知に対してオブジェクトを登録。このオブジェクトを「オブザーバ」という。他のオブジェクトはこれに対して通知をポストできる。ポストするオブジェクトは「ポスター」。
・ビューはAppKitフレームワークによってPDF形式に変換できる。イメージ表示をPDF形式で生成できる
・ペーストボード(クリップボード)への遅延コピー:巨大なイメージをコピーする場合、ペーストボード・サーバは他のアプリがデータを要求するまでは実際のコピーを遅延させる
・シート:他のウィンドウに貼り付けて使用する。ウィンドウの前にスライドしてくるように表示される
・ドロワ:ウィンドウに貼り付けられ、表示させたり閉じたりできる。シートに似ている
・OSXではPDFをそのまま印刷できる
・Javaブリッジ:JavaからCocoaフレームワークにアクセスする仕組み。Javaのメソッド呼び出しをObjective-Cのメソッド呼び出しに変換。
・Cocoaを用いたプログラムはMacOSX上でしか動作しない
・ユーザが作ったクラスをInterfaceBuilderから簡単に使用できるようにすることで、他の人々に対して開放できる。カスタム・ビュー・クラスをnibファイルから利用できる

-目次-
Cocoaとは?
さぁ、始めましょう
Objective‐C
コントロール
ヘルパ・オブジェクト
アーカイブ
nibファイルとNSWindowController
ユーザ・デフォルト
通知の使用
アラート・パネル〔ほか〕