読書メモ

・「脳が変わる生き方 〜人はどこまでも成長できる
(茂木健一郎:著、PHP研究所 \1,100) : 2011.03.23

○印象的な言葉
・科学の世界では一つのことが分かると、十わからないことが出てくる。何をわかっていなかったのかが分かってくる。解明しても必ず先がある
・今、自分は無限に向き合っているのだ。人生の無限が素晴らしい
・意味を理解することはコンピュータには不可能(数学者ペンローズ)
・人格や知性は「巡り合いの総体」
・人間が変わるときは一瞬、サナギになる。一方にこれまでの自分がいて、他方では変わっている自分もある
・変わるための最高の方法は「感動」。感動できるという能力で人間の器が決まる
・変わり者は生命の多様性の表現
・自分を知るための出会いを持つ
・仏陀は「究極の凡人」
・脳がアイドリングしている時間が大切
・人の心が分かることが教養
・「xxが苦手な脳」は存在しない。単に、xxを学ぶ方法を見つけていないだけ
・知能指数ではとても人間の知性を扱えない
・涙は処理できないくらいの情報を脳が受け取って、オーバーフローすること
・人間の脳は利他的にできている
・無記:最も大事なことはあえて言わない
・人が成長していくためには自分と異なる人の存在を許さないといけない。自分を映す鏡
・教養の多様性は創造性に結び付く
・強化学習:脳がうれしさを感じ、ドーパミンが出たら、直前にやっていた行動が強化される。難しいことを達成するとドーパミンが出る。全力でやっと出来るようなところに難易度を設定。 それを繰り返していると、人間は遠くまで行ける。
・教育に携わる人、子育てをする人の一番の楽しみは、その子のユニークな個性を見つけること
・失敗はチャンス。そのことに自分が向いていないことに気付ける
・雲水:自分の人生を何らかの目的で規定しない
・おばさんは、無意識の垂れ流し
・人生何が起こるか分からないという偶有性を楽しむ
・どんな人生でも工夫することや、試みることはある

-目次-
第1章 人はどこまでも変われる
第2章 脳のなかに多様性を育む
第3章 他人を鏡として自分を知る
第4章 人生を質入れしない
第5章 脳に空白をつくる
第6章 子どもの遊びのように学ぶ
第7章 人生をいかに生きるか