読書メモ

・「ニュー・ニュー・シング
(マイケル・ルイス :著、東江 一紀:訳、日本経済新聞社 \1,800) : 2011.05.23

○印象的な言葉
・米国は革新の中心地。物質的繁栄の、エネルギーの、自由の、はかなさの中心地
・「先の先を行くもの」:潜在的な力を秘めた着想。一押しさえあれば世界を変えることになるアイデア
・模索を続ける。自分が何を言いたいのか、完全には分からないという、甘くじりじりする不快感
・進歩を担っているのは、快適すぎることを好まない人間たち
・進歩はゲリラ兵の匍匐前進のようになされるもの
・ジム・クラーク:技師にして起業家。シリコングラフィクス、ネットスケープ、ヘルシオンを立ち上げ、技術者たちの天国を創った男。シリコンバレーのヘソ

-目次-
ネットスケープを立ち上げたヨット
加速するいらだち
箱のなかの過去
反組織人間
ジム・クラークを発明する
帆桁とマスト
資本家をやりこめる
頭脳集団が揺れに揺れた一九九五年八月九日
未来の家?
神のモード
鶏が豚肉に変わるとき
先の先のカネ
朝食はチーズのサンドウィッチ
どちらでもいい場合
海に浮かんだ未来の家
幽霊狩り
転回点
先の先を行くもの
箱の外にあった過去