読書メモ

・「30分でサクッとつくるネット企画術
(中谷 浩二 :著、かんき出版 \1,400) : 2011.07.27

○ポイント
・企画書づくりを「仕組み化」。手順をパターン化、マニュアル化
・5つのフレームワーク:テーマ、現状分析、実施内容、予算、スケジュール
・(企画の)結果生じる売上はどれくらいか
・定量データと定性データ。定性データは定量データの分析結果の裏付け
・定量データ:市場データ(業界各社が所属する協会・団体サイトや、主要企業や調査会社のサイトで探す)、商品データ(主要4、5社の企業サイトや、商品やサービスの比較サイトで探す)
・定性データ:ユーザー評価(質問サイト、ブログ、口コミサイトで探す)、アンケート調査(アンケート調査のポータルサイトや主要企業のサイトで探す)
・市場データ:集める情報は、@数年間の市場規模の推移A将来の市場規模の予測Bカテゴリー別の市場構成比C4、5社の主要企業D専門特化型企業
・商品データ:集める情報は、@商品ラインナップAニーズアイテム数Bターゲット層C商品やサービスの価格(帯)D流通チャネルE商品やサービスの機能性
・ユーザ評価:商品などの使用感、意見・感想、要望などをチェック
・市場データと商品データをもとに比較表を作り、他社と自社の商品データを比較することで、自社のウィークポイントや課題が明らかになる
・ターゲット、価格(平均単価)、流通、機能の4つのポジショニングマップで、競合他社の関係を視覚化
・図表・グラフから市場ニーズやサービスの可能性を見つける。市場の傾向を掴む。成長分野を探し出す。課題を発見。課題の解決策を探し出す
・A4一枚のコンパクト版。読む人にとってのメリットは一覧性、論理性、省時間。作成する人にとってのメリットは簡単、シンプル、クリア。
・「実施内容」は製品開発の企画なら、マーケティング、開発・製造、販売促進
・「予算」は製品開発の企画なら、費用概算(マーケティング費、開発費、販促費)、年間売上概算
・「スケジュール」は製品開発の企画なら、マーケティング調査、開発設計、試作品開発、モニタリング調査、製造、販促

-目次-
プロローグ アイデアを企画書にまとめる「仕組み化」の技術
第1章 こんな企画書は採用されない
第2章 これが勝てる企画書の基本
第3章 企画書の情報はネットですべて集められる
第4章 企画書をつくるために情報を整理・分析する
第5章 勝てる企画書をつくってみよう
参考資料 勝てる企画書のサンプル集