読書メモ

・「モチベーション・マネジメント ― 最強の組織を創り出す、戦略的「やる気」の高め方
(小笹 芳央:著、PHP研究所 \1,300) : 2011.06.24

○印象的な言葉
・より自分の市場価値を高められるステージを求める(⇒社員は会社に要求すべき)
・「マネジメントに対する不信」がある状態では「ルール改定」よりも、その問題への対応を急ぐべき
・ラダー効果:個々の仕事をより大きな目的へ「抽象化」することで目線を上げる
・リンク効果:役割を広げてあげることで、自分の業務のつながりを実感させる
・部下の教育コスト。コストを覚悟する
・オプション効果:自己責任で選択できる機会を与える。(勤務形態や、勤務地、給与、キャリアプラン、仕事内容、福利厚生など)「自分で選択した」という意識がやる気を起こさせる。
・会社が大きくなると、貢献実感を持ちにくくなる
・顧客の感謝の声は開発現場や管理部門には伝わらない。(営業など)顧客接点部門が顧客の声を語る
・自分で変えられるものと、変えられないものがある。変えられるものにエネルギーを集中させる。思考と行動は変えられる。感情と生理は変えられない。
・スタイルカード:ビジネススタイル、ワーキングスタイルを列挙したカード。

-目次-
深刻化するモチベーションクライシス
最強の組織はモチベーションマネジャーが創る
モチベーション・マネジメントの実践(あなたの部下は自分の役割や目標を納得しているか?
あなたは部下が何を求めているのかを知っているか?
あなたは部下を成功に導いているか?)
(株)リンクアンドモチベーションでの実験的取り組み