読書メモ ・「森の力 ―育む、癒す、地域をつくる」 ・日本の林業では森を指して「山」という ・自分の感情を感じ、味わい、「放す」ことで自然と落ち着く ・森の刺激はマイルド。バランスがよい ・高校生は忙しい。地域や他者との関わりが狭まる。閉塞感に陥りやすい ・大木の山は緊張感がある一方で、安らげる ・民俗学的フィールドワーク ・住民が自分たちの健康のために森を利用 ・医師不足だからこそ予防重視 ・日本の機器の実用化レベルは「ボタン一つでOK」 ・作業路を作れる人が山にいなくなっている ・行政主導の林業研修は大型で高性能な機械のオペレータ育成が主。手道具や身近な動力機械は念頭におかれていない ・森林組合や林業会社では研修教育システムが不十分。職人型の考え方が根強い ・多岐に渡る総合的な山仕事、山づくりを経験することができなくなっている ・最も危険な職種である林業は労災の負担金が高い ・林業現場で働く人たちの連携がなかった。場、機会がなかった ・日本の木造建築が過酷な風土の中、なぜ何百年も保持されえたのか? ・揺れて力を逃がすことのよって倒れない、柔構造の住宅 <その他> ・古い農家の古文書調査 ・夏はカヌー、冬はスキーのインストラクター ・山道作り、整備 -目次- 1 育つ 森の幼稚園は五感のゆりかご ―感情を深くためるからだに 高校生、森の名人に出会う ―「森の“聞き書き甲子園”」というチャンス 2 つながる わが町で豊かに暮らし続けたい ―森林セラピーで地域づくり みんなで「森の健康診断」 ―人工林と森林ボランティア 3 生み出す 森の恵みを生かすビジネスを ―森林バイオマスの可能性 森のプロを育てたい ―「林業トレーナー」の挑戦 4 引き継ぐ 街と山をつなぐ大工たち ―地域の材を使いたい 種をまく人たち ―木を知る建築士を育てる |