読書メモ

・「マンダラ思考で夢は必ずかなう! 〜「9マス発想」で計画するマンダラ手帳術
(松村寧雄 :著、フォレスト出版 \1,300) : 2011.08.02

○ポイント
・9マス思考=マンダラ思考。バランスよく目標を考える。人生に関わる要素すべてに目標を立てる
・MY法マンダラチャート:ブッダの弟子たちによって開発された。脳の構造と同じ「中心核を持つ3×3の9マス」
・人生を8つの分野に分けて目標を立てる。健康、仕事、経済、家庭、社会、人格、学習、遊び。
・PDCAではなく、CAPDで考える。現状認識、現状分析の「check」から始め、その問題の真の原因を解明し(action)、問題解決のための「plan」を考え、行動する(do)。
・人生計画
・ビジネス計画:例1)今期目標数値、商品計画、営業地域対策計画、営業対策、顧客対策、自己スキルアップ計画、上司・部下との定期的報告会、自己啓発計画。
例2)一番重要な役割、率先してやるべき役割、依頼・突発的仕事に対する対応策、週単位のスケジュール管理、他部門と関係する役割、自己スキルアップ計画、上司・部下との定期的報告会、自己啓発計画。
・事業経営者のビジネス活動の8部門:経営理念、今期利益計画、今期重点方針、商品・顧客開発戦略、組織方針・人員配置計画、人財育成・人事評価制度、経営管理と対策、経営計画発表会。
・目標を「グ・タ・イ・テ・キ・ニ」書く:具体的に、達成可能なこと、意欲が持てること、定量化・定性化、期日を決める、日課にする。
・相互依存の原則:共に成功する。相手のためを思う考え方。相手を幸せにする具体的な6つの実践活動(六波羅蜜)。
・マンダラ:サンスクリット語で「本質を所有したもの」「悟りを完成した境地」。「胎蔵界マンダラ」は相互依存の原則を映像化したもの。「金剛界マンダラ」は心の構造と機能を映像化。 「胎蔵界マンダラ」は「中台八葉院」(中心にガクを持つ8枚の花びらをレイアウト)でも表現される。大日如来を中心に、周囲を4人の如来と4人の菩薩を配置。

-目次-
プロローグ 目標を達成できない本当の理由
第1章 マンダラ思考で「人生」と「ビジネス」の目標を立てる
第2章 マンダラ思考はあなたとの関わりから成り立っている
第3章 自己管理は時間管理ではなく「行動管理」
第4章 計画を先に入れてしまうことの重要性
第5章 行動が継続できる「3×3の9マス」
第6章 この世とあなたの心を具体化したマンダラ思考
第7章 マンダラ思考が“ひらめき”と“アイデア”を生み出す
第8章 マンダラチャートで「人生百年計画」を立てる
第9章 私のマンダラビジネス手帳
エピローグ 行動すれば夢は必ずかなう