読書メモ

・「生き方のスタイルを磨く ―スタイル間コミュニケーション論
(齋藤 孝:著、NHKブックス \970) : 2011.03.31

○印象的な言葉
・habitus(ハビトゥス):型
・人と人との関わり合いを、スタイルとスタイルのコミュニケーションとして捉える
・生き方の成熟。頼り切る宗教を持たない者でも、自分の人生を安心して受け入れ、他人の生き方を寛容に味わうことができる

-目次-
第1章 癖の技化と生のスタイル(癖が技となる―谷崎潤一郎『幇間』
癖のある人生―太宰治『饗応夫人』 ほか)
第2章 スタイルはもがきながら成熟させるもの(バルザック―巨大な胃袋というスタイル
『魔の山』のスタイル間コミュニケーション ほか)
第3章 スタイル間コミュニケーション論(スタイル間コミュニケーションとは
スタイルとは)
第4章 スタイルという概念(固有の運動性
動詞の特別な役割 ほか)
第5章 スタイル・ハビトゥス・アイデンティティ(メルロ=ポンティのスタイル概念
モースのハビトゥス概念 ほか)