読書メモ

・「旧かなづかひで書く日本語
(萩野 貞樹:著、幻冬舎新書 \760) : 2011.07.05

○印象的な言葉
・「いろは歌」は旧かなづかひで出来ている
・メールに旧かなはよく似合ふ
・ハ行と「ゐる」が使へれば8割完成
・書けなくてもまづ読めればよし
・「思う」はハ行動詞(思はない、思ひます、思ふ、思へ)
・「シクラメンのかほり」は正しくは「かをり」
・「仮名遣ちかみち」には歴史的仮名遣いを手際よく覚えるための「おぼえ歌」が多く挙げられている。大森惟中が作った

<その他>
・「こんにちは」の助詞「は」は音は「ワ」でも、今でも使われているのはなぜ?
・旧かなでは「言って」の「つ」を大文字で書く。「きょう」の「ょ」のような小文字も使わない(→「けふ」と書く)

-目次-
第1章 今日から使へる旧かなづかひ
第2章 声に出しておぼえる活用
第3章 正しい五十音を知つてゐますか
第4章 新かなに改変の罪は重い
第5章 舊字、いや正字はカッコいい
第6章 国語を壊さうとした人たち