読書メモ

・「Windowsの共有機能を極める!
(飯島弘文、鹿島 博 :著、翔泳社 \1,980) : 2011.08.20

○ポイント
・共有設定していなくてもアクセスされてしまう「管理共有」の危険性:エクスプローラで「\\(PC名)\C$」を入力すると、そのPCのCドライブの内容が全て見ることができてしまう。 XP/2000は初期状態のままではこうなる。「C$」や「D$」などは隠し共有フォルダの扱い。共有名の末尾に「$」を付けると隠し表示になる。管理共有を無効にするにはレジストリ操作が必要。 クライアントPCでは「AutoShareWks」、サーバPCでは「AutoShareServer」を追加。管理共有はSMSなどが遠隔管理のために使う。
・エクスプローラで表示されない共有フォルダを作るには、共有名の末尾に「$」を付ける
・NetBEUI:LAN内のPCに名前(NetBIOS名)を付け、その名前で相手を識別して通信する
・ダイレクトホスティング:Windows2000以降のSMBプロトコルに搭載。445番ポートを名前解決、ブロードキャスト、データ通信のすべてを行なう。 NetBIOSでは137〜139番を使用。
・「マイコンピュータ」が開くのが遅いのは、LAN上の共有フォルダや共有プリンタの、自動調査機能のため。これを停止するには、エクスプローラの「ツール」メニューから、 「フォルダオプション」で、「ネットワークのフォルダとプリンタを自動的に検索する」を無効にする。
・XP/2000は、コマンドで自分のPCを「ブラウジング」機能から隠すことができる。「net config server /hidden:yes」
・プリンタドライバ追加機能:XP/2000サーバ。クライアントPC用にOS別のプリンタドライバを用意しておけば、クライアントは用意しなくてよい。ドライバは各メーカーのサイトから取得

-目次-
共有に関わる通信機能の知識
Windows2000/XPで共有フォルダを設定する
Windows98/SE/Meで共有フォルダを設定する
独立したハードディスクを共有フォルダとして利用する
フォルダの共有に伴うセキュリティの問題
共有機能の簡単便利テクニック
共有機能の上級テクニック
共有に関わるトラブルシューティング
Windows以外のパソコンとのフォルダ共有
Windows2000/XPをサーバーにしたプリンタ共有
Windows98/SE/Meをサーバーにしたプリンタ共有
その他のプリンタ共有