読書メモ ・「人を育てるトヨタの口ぐせ」 ・口ぐせの中には、会社はどうあるべきか、会社の人間はどうおあるべきか、という思いが凝縮されている ・者(人)に聞くな、物に聞け ・三現主義:現地、現物、現実 ・リーダーの仕事は火事を消すことではない。火事が起きない仕組みを作ること ・「教えました」ではリーダー失格。「教えたとおりにやってます」と断言できるまで指導する ・お客様から給料をもらっている ・お客様よりも2つ上の目線を持ちながら、お客様と同じ目線で語りかけていく ・手が空いたときは、人手が足りない班を手伝う。勝手に多能工をやっていた。好奇心旺盛で、よその仕事も覚えていった。 工場では増産のときもあれば、減産のときもある。マルチスキルになっていたほうが長く働きやすくなる ・陸上のバトンゾーンを上手く使うことにより、引継ぎが円滑になる。欧米のものづくりは水泳のリレーのよう。担当領域がきっちり決まっていて、バトンを渡すゾーンがない ・みんなが楽になる方法を考える。面倒くさいと思えば、工夫の種が生まれる。カイゼンが生まれる ・問題解決方法の4M:Man(人)、Machine(機械)、Material(材料)、Method(方法) ・「もの」を少なくすれば「もの」が見えてくる ・「標準」は誰がやっても同じものができる仕組み。標準書は「楽して働ける」ためにある ・「修理」とは理にかなった直し方のこと。真因をしっかり追究し、二度とモグラが出てこないようにする <その他> ・これらの口ぐせは製造現場だけでしか継承されていないのではないか?それがトヨタを弱めている? -目次- 第1章 「リーダー」を育てるトヨタの口ぐせ(おまえ、あそこ行ったか俺は行ってきたぞ 者に聞くな、物に聞け ほか) 第2章 「できる人」を育てるトヨタの口ぐせ(あなたは、誰から給料をもらうの? 何もしないより何かやって失敗したほうがいい ほか) 第3章 「コミュニケーション」をよくするトヨタの口ぐせ(陸上のバトンリレーのようにやりなさい 横展しよう ほか) 第4章 「問題」を解決するトヨタの口ぐせ(マルを描いて立ってろ モグラがよく出るところからまず手をつけなさい ほか) 第5章 「会社」をよくするトヨタの口ぐせ(売れるスピードより速くつくらない 一円でも安く、ものができんか ほか) |