読書メモ

・「ここが違う!「勝ち組企業」の成果主義 ―対話と個の確立をめざして
(柳下 公一:著、日本経済新聞社 \1,700) : 2011.06.05

○印象的な言葉
・一旦、決まった組織の方針に忠実に従いはするが、個を殺してまで従うものではない
・成果主義は一種の契約に似た約束事。「ここまでやってくれ」「そのための条件は」
・成果主義を成功させるためには、社員が自立していなければならない
・成果主義を単なる人事制度改革、総額人件費の抑制策など考えず、組織風土改革として捉えなければならない
・人事部主導で導入すると失敗する
・改革は上から始め、上に厳しく
・納得性を重視
・評価の目的は組織の活性化
・できなかったときこそ、プロセスをよく聞いてやる
・評定者訓練を最優先
・成果を把握する方法を確立する
・成果と昇進は別の基準で
・職務や成果に関係のない扶養手当、住宅手当。担当職務の価値と市場価格賃金との乖離

-目次-
成果主義は誤解されている
成果主義は時の流れである
あらためて成果主義とは
成果主義は経営トップからする組織風土の改革である
機能体への生まれ変わりをはかる
どのように成果を把握するか?
目標管理を制度改革の中心に!
成果を上げれば昇進できるのか?
コンピテンシーをどのように活用したか
武田薬品の成果主義は成功したか?
コンピテンシーから見たリーダーシップ
個の確立は簡単にはできない
個の確立をはかるには
成果主義が「正義」であるために