読書メモ

・「起業バカ
(渡部仁:著、光文社ペーパーバックス \952) : 2011.03.24

○印象的な言葉
・すべてのFC(フランチャイズ)は本部だけが勝つ。本部の杜撰な売上予測に乗せられる。名ばかりの経営指導
・コンビニは個人(店主)を食い物にするビジネス。
・起業するのは簡単だが、10年続けるのは至難のワザ
・閉鎖社会が壁になり市場拡大できず
・技術革新のスピードが予想以上。参入企業が多すぎた
・時期尚早でユーザ数が少なすぎた
・いつまでたっても下請けのまま
・古い技術や顧客ニーズに合わなくなった商品にこだわった
・リスクを軽視
・自分、自社の能力を見誤った
・会社病:価値観も意識もドップリ会社にハマっている。常識からずれている
・新聞病:新聞などが垂れ流す情報を信じきる
・依存病:フランチャイズ本部にお任せ
・投資するのだから弁護士に契約書を見せて、意見をもらう
・「打ち出の小槌」(ベンチャー企業)に群がる一攫千金亡者たち
・ホンダの創業者は本田宗一郎(起業家)と藤沢武夫(実務家)のコンビ
・経営者は自らの内に理想と現実を抱え込んでいなければならない
・自分の資金とフットワークだけで始めるべき。借金はしない。
・投資するかの最後の決め手は起業家の人間性。やり遂げるだけのガッツがあるか
・顧客がお金を払ってくれるのは、良い気分になるためか、問題を解決するため
・自分のことを第一義に考えた企業に顧客など寄り付くはずがない。いつも顧客のことを考える
・中小企業庁の小冊子「フランチャイズ契約はよく理解して!」

-目次-
第1章 みんなこうして失敗した
第2章 起業でハマる3つのワナ
第3章 「起業後」に待ち受ける誘惑とワナ
第4章 脱サラを喰いものにするフランチャイズ商法
第5章 フランチャイズは底なし沼
第6章 いまのニッポンで起業するのは損か得か?
第7章 ベンチャーにはだかる4つの「抵抗勢力」