読書メモ

・「図解 日本版LLP/LLCまるわかり
(大浦 勇三 :著、PHP研究所 \1,300) : 2011.05.28

○印象的な言葉
・日本版LLP:有限責任事業組合
・日本版LLC:合同会社
・株式会社と組合制度の良さを活かす。所有と経営の一致、有限責任制、自由な組織運営、人的資産の重視
・ジョイントベンチャー、弁護士・会計士等の高度サービス業、ソフトウエア&コンテンツビジネス、ファンドによる金融サービスなどへの利用
・個人創業、共同創業を後押し。共同事業に有効
・株主重視の反省から生まれた
・自分で自分を雇う
・高齢化社会のサービスに活かす
・株式会社への転換
・日本の強み:きめの細やかさ、気働きなど「モノでないモノ」。ヒトとヒトの間の空間に様々なサービスの種がある
・ヒューリスティクス:既存のルールではなく独自のロジックを創り出す
・第三世代プロジェクトマネジメント:「モノづくり(計画・実施)」だけではなく、その前段階の「構想づくり(企画・調査)」、後段階の「サービスづくり(運用・保守)」までを網羅。★
・米国でのLLC事例:業界コンソーシアム。参加各社が研究者、設備、資金、技術的な強みを持ち寄り、開発スピードの加速を狙う。出資者間で収益や知的財産権の分配を決める

-目次-
1章 日本版LLP/LLCとは何か
2章 日本版LLP/LLCにはどんな活用があるのだろう
3章 なぜ今、日本版LLP/LLCなのか
4章 日本版LLP/LLCを有効に活用する事業展開
5章 21世紀の日本を切り拓く
6章 欧米におけるLLP/LLCを見てみよう