読書メモ ・「「私はうつ」と言いたがる人たち」 ・機能性胃腸障害:ストレスによる。悪いところ(病変部)が見つからない。自覚症状はある ・意志を貫くための基礎となる体力の限界。責任をまっとうし続けられない ・治療の一環の外出、自信をつける ・権利意識の濫用 ・業務起因性の疾患での解雇は不当 ・ソーシャルワーカー、精神保険福祉士 ・日本人の典型:自己犠牲、昭和の価値観 ・孤立化していく職場 ・精神医学の診断基準「DSM-IV」:経験の浅い医師でも正確な診断を下せる。精神科では客観的な検査データが得にくい。 誰がどこで使っても同じ診断。原因や性格が問われない。原因でなく症状で判断。早く診断し、治療を開始。 ・長期休職に対する傷病手当 ・治療が必要な「うつ病」はそれほど増えていない ・決め手はエネルギー水準が客観的かつ慢性的にかなりの程度で低下していること。頑張りすぎた ・管理職層を2つに分ける。組織管理・運営を担うマネジメント職群と、技術開発や営業などプロを追及する専門専任職群(三井物産) ・認知療法:物事の捉え方のクセを修正し、感情のバランスを取り戻す ・悩めなくなった現代人。悩んでいる暇がない。人生を深みのある豊かなものにするために、悩み、苦しむ <その他> ・休職中は健康保険は利くのか ・セロトニンの異常が原因ならそれを科学的な診断に使えないのか(⇒脳内部までは見えない) -目次- 序章 一億総うつ病化の時代 第1章 うつ病セレブ 第2章 うつ病難民 第3章 「私はうつ」と言いたがる人の心理 第4章 うつ病をめぐる誤解 第5章 「自称うつ」と「うつ病」をどう見分けるか? 第6章 うつ病と言うとなんでも許される社会 終章 ほんとうにうつ病で苦しんでいる人のために |