読書メモ

・「ハッカーズ その侵入の手口 〜奴らは常識の斜め上を行く
(ケビン・ミトニック、ウィリアム・サイモン:著、峯村 利哉:訳、インプレスジャパン \1,900) : 2011.06.04

伝説のハッカーとして名高いケビン・ミトニック。 2000年に釈放されてからは、セキュリティ・コンサルタント、講師、作家として活躍。 ハッカーの列伝書。ハッキングのアンソロジー、セキュリティの指南書でもある。

○印象的な言葉
・プログラマーは悪戯好きと相場が決まっている
・自分自身を磨け、近道をするな
・エストニアのインターネット・セキュリティはレベルが高い。国とコミュニティの規模が小さいから、プロバイダが最新の技術を導入しやすい。金融セクターは米国との結び付きが強い

-目次-
1 カジノをハッキングして一〇〇万ドルぼろ儲け
2 テロリストからの電話
3 テキサスの刑務所でハッキング
4 ハッカーと警官の追いかけっこ
5 ロビン・フッド系ハッカーの仕事
6 侵入試験にまつわる賢と愚
7 安全な銀行口座などない
8 御社の知的財産が奪われるとき
9 最高の標的はセキュリティ企業
10 いまだに通用するソーシャル・エンジニアリング
11 短編集 ハッキングこぼれ話