読書メモ

・「使える!ギリシャ神話
(齋藤 孝:著、PHP研究所 \1,300) : 2011.04.08

○印象的な言葉
・現実をそのまま受け取っても大して面白くない。神話的色眼鏡で見る
・人は同じ現実を見ていても、厳密には個々に違った意味にとる。つまり現実はいつも多元的
・神話の構造は各国で似ている
・ギリシャ神話の登場人物は失敗が多い。クセの凝縮体
・自分の中に何か才能を見つけたら、その使い方や力と力の組み合わせに工夫するだけで、標準レベルは超えられる
・自分の器には限界がない、という心構えがないとエネルギーは湧かない
・自分に期待するものがあってこそ引き出しが大きくなっていく
・勇気のない人に経験知はもたらされない
・職人気質すぎるのも、拡大しない傾向にある
・ギリシャ神話の世界は善悪という枠組み自体が意味をなさない
・いい風が吹いていないときは時機を待つべし
・ギリシャ神話発の星座は多い
・ギリシャ神話の最大の魅力はつきぬけた華やかさ

-目次-
「願望の絞り込み」ができる人が成功する―ミダスに学ぶ
人生の「結び目」をつくると踏ん張りがきく―ゴルディウスに学ぶ
社長のスケール感覚をあなたは持っているか?―パエトンに学ぶ
権力者という神々に刃向かうときの心得―アラクネに学ぶ
モテる力が、人間関係の開かずの扉を開ける―ヘルメスに学ぶ
あえて矢面に立つ経験が、自分を進化させる―プロメテウスに学ぶ
悲劇を甘んじて受ける力が評価を上げる―オイディプスに学ぶ
「祝祭感」のある人は、人気者になる―ディオニュソスに学ぶ
人を育てる妙薬は「期待し続ける力」にあり―ピグマリオンに学ぶ
交渉を有利に進める究極の「政治力」を身につけよ―ヘラに学ぶ
「自画自賛力」をつければ人生が好転する―ナルキッソスに学ぶ
自分の「ベスト12の仕事」を書き出してみよう―ヘラクレスに学ぶ
「好奇心を封印する」技が現代に生きてくる―パンドラとプシュケに学ぶ
集団を動かしたい人に、必要な力―ゼウスに学ぶ