読書メモ

・「努力しない生き方
(桜井 章一:著、集英社新書 \680) : 2011.05.04

○印象的な言葉
・現代は「足し算的な生き方」。もっとお金を増やしたい、もっと評価されたい、・・・。ゴールはない
・引き算的な生き方:力を抜く。
・持つほどに不自由になる
・得ることは失うこと
・頑張ると柔らかさを失う
・期待しなければ苦しくならない
・ゆったりとすると物事を鋭くつかめる
・つくらない。「つくる」と嘘が入る。(→繕う、つくろう)
・安全な社会は生きる力を弱くする
・エネルギーは出せば出すほど湧いてくる
・文明の刺激は感覚をおかしくする
・「チェンジ」の流れを従来の足し算的発想でやろうとすると、結局は「いつかきた道」を繰り返すだけになる

-目次-
第1章 「努力しない」から、いい結果になる(努力しない―力が入ったら疑え
持たない―持つほどに不自由になる ほか)
第2章 「何もない」から、満たされる(満たさない―「何もない状態」は豊かである
才能を磨かない―「生きる」という才能があれば十分だ ほか)
第3章 「求めない」から、上手くいく(求めない―求めると願いはかなわない
目標を前に置かない―目標は横に置くといい ほか)
第4章 「つくらない」から、いいものが生まれる(つくらない―つくると嘘が入る
「裏のない人間」にならない―表だけで生きるとおかしくなる ほか)
第5章 「計算しない」から、負けない(計算しない―計算しないほうが勝つ
テクニックに頼らない―テクニックだけだと行き詰まる ほか)