読書メモ ・「独裁者 〜“ブログ市長”の革命」 ・地方議会に巣食う議員の質の低下。地方議会は「感情の府」となっている。議員という名のサラリーマン、職業議員。 無能であることの自覚に欠け、税金で身分保障されている。特定の後援会や支援団体などがバックアップしてきた議員ばかりが幅を利かす ・整備新幹線の開通と引き換えに廃止された在来線の特急電車。交通の便が悪化 ・危機的状況になるまで指をくわえて野放しにし、住民を無視し続けた市政。何もしないことで自身も加担している ・霞ヶ関以上に閉鎖的、封建的、特権的な地方議会や役所。その改革なしに「地方分権」といって権限と財源を移しても失敗する ・過激な改革手法は腐り切った病巣の根が深すぎるから。次の世代を支え合い、慈しみ合うものにするため。 ・革命には多くの苦労と、血も涙も伴う ・異常に高額な地方公務員の退職金。財政悪化の元凶・地方公務員制度 ・地方議会は不要、役所は完全民営化 ・教育委員会による教育の自律や独立を図るはずが、現実は委員会事務局に乗っ取られている。 ・世間知らずの教師が仮想現実を子供に教え込む。本当の社会を教えてもらえず、知的な意味で社会に裸で放り出される子供たちが不憫 ・今までの市長がやってきたデタラメ。おかしなことを変える作業は苦ではない。変えないことがつらい ・権力者集団から市民を守る義務 ・公務員は誰から雇われているか忘れている(→寄生虫) ・選挙カー、路上では複雑な政策を伝えるのには向かない。インターネットこそ向いている ・「身分制度」が政治や行政、市民の暮らしにまで暗い影を落としている。現代の特権階級・公務員 ・公務員全体がかばい合い、責任から逃げ出す。権力を持ちながら、国民に寄与する責任を果たそうとしない ・能力や成果に関係なく報酬を得るようになると感性は麻痺し、腐敗する ・平民を「見えない檻」に閉じ込めている公務員。それが我々を追い詰めている息苦しさの正体 ・全ての物事に善悪の両方を見つめる癖うぃ身に付けるべき。人は悪からも離れてしまうことができない悲しい存在 ・教育は誤った平等主義と個人主義を吹き込み、報道は常識を捏造し続ける ・このままいけば、国民の努力が無責任な公務員身分によって破壊し尽くされる -目次- 軌跡 1 辞めさせたい議員アンケート 2 市職員の給与明細全面公開 3 二度の市長不信任決議 4 自治労との闘い 5 インターネットと選挙 6 地方分権改革 |