読書メモ ・「十一代目團十郎と六代目歌右衛門 ―悲劇の「神」と孤高の「女帝」」 ・十一代目・團十郎の襲名から早すぎる死。六代目・歌右衛門が死に追い込んでいった ・最も長期にわたり権力を維持し、最も位人臣を極めた人・歌右衛門(女帝) ・世の中には権力闘争を芸の肥やしとする人もいる。歌右衛門やカラヤンはそうしたタイプ ・六代目・歌右衛門は五代目の実子ではない。六代目の「孤独」の背景には、最愛の母が実母ではないことを知ったときの衝撃と寂寥と絶望 -目次- 第1章 海老様ブームと歌右衛門襲名―〜一九五一年 第2章 始動と雌伏―一九五二年〜一九五五年 第3章 模索と分裂―一九五六年〜一九六二年 第4章 神の復活と死―一九六二年〜一九六五年 |