読書メモ

・「かんたんIDEではじめるCurl
(株式会社カール :著、翔泳社 \1,980) : 2011.07.20

Curl:リッチクライアントを開発するためのプログラミング言語。 従来のWebでは表現できなかったリッチな表現力、高い生産性を実現。 マークアップ言語、手続き型言語、オブジェクト指向言語の特徴を備える。
無償版の開発環境「Curl/Personal IDE」がある。 有償版の「Curl/Pro」では大規模アプリ作成やディプロイ機能を含む。

○ポイント
・通常、CurlアプレットはWebサーバに配置される。アプレットはユーザのPCにダウンロードされ実行される。 PCを危険から保護するため、サンドボックスによりアプレットがPCにアクセスできる範囲を制限している。 制限を解除されたアプレットは「特権アプレット」という。
・クライアントで処理・実行することで、サーバー負荷軽減を狙う
・アプレットをWeb上で公開する場合、サーバー・ライセンス・キー・ファイルが必要。Curl/Personalサーバー・ライセンス・キー・ファイル取得をCurl社のサイトに申し込む(無償)。 Curl/Proサーバー・ライセンス・キー・ファイル(有償)では、特権の設定や暗号化APIなどが使用できる。
・グラフ表示も可能:XY座標に2次元でデータをプロット(棒グラフ、領域グラフ、折れ線グラフ、散布グラフ、バブルチャート))、円グラフ
・VLE(Visual Layout Editor):GUIベースで画面開発できる環境

<その他>
・アプレットはJavaAppletのように仮想マシン上で動作するのか?
・アプレットはIEなどで動作するらしいが、クライアントPCには何もインストールしなくていいのか? ⇒Curl RTE(ランタイムか?)をダウンロードする必要がある(無料)

-目次-
0 Curlの開発環境をインストールしよう
1 はじめの一歩―Hello Curl1!でCurlを体験
2 簡単なアクションゲームを作ろう
3 データをグリッドで表示しよう
4 データをグラフで表示しよう
5 得点データを読み込もう
6 アプリケーションをまとめよう
Additional TRY VLEを体験してみよう