読書メモ

・「クラウドソーシング 〜みんなのパワーが世界を動かす
(Jeff Howe:著、中島 由華:訳、ハヤカワ新書juice \1,400) : 2011.06.21

○印象的な言葉
・クラウドソーシングが可能になった重要な進化:アマチュアリズムのルネサンス、オープンソースソフトウエア運動、使い勝手のよいツール、各人の興味に応じたオンライン・コミュニティ
・クラウドソーシングは幅広い活動に利用できる
・知恵を持ち寄って、扱いにくい問題を解決する
・使われていない才能や知識を、必要とするところへ配分
・スタージョンの法則」どんなものも90%はカスである。しかし残りの10%の存在を忘れない

-目次-
はしがき ヒューマン・ネットワークの夜明け
第1部 ここまでの道のり(アマチュアの台頭―クラウドソーシングのエンジンに燃料を注ぎこむ
きっかけは単純だった―クラウドソーシングの設計図を描く
より速く、より安く、より賢く、より簡単に―生産手段を民主化する
企業の興亡―コミュニティを商売する)
第2部 いまいる場所(もっとも普遍的なクオリティ―多様性が能力に勝るわけ
群衆は何を知っているのか―集団的知性を生かすには
群衆は何を作るのか―一パーセントが変革をもたらす
群衆は何を考えているのか―一〇パーセントがもみ殻から小麦を選り分ける
群衆は何に資金を投じるのか―一〇ドルずつで財政を立て直す)
第3部 これからどこへ行くのか(明日の群衆―デジタルネイティブの時代
結論―クラウドソーシングのルール)