読書メモ ・「Google Android入門 〜携帯電話開発の新技術」 ・携帯電話は最も人間に近いところにあるネットへの入り口。利用者の行動や情報を一番収集しやすい位置にある。ターゲティング広告への活用。PCとの違い「属人機」 ・ドライバなど各社が開発する資産は、一定の条件でソース公開せずに済む ・MEMS:部品の小型化や省電力化として注目される ・GPLライセンス:修正ソースの公開義務がある。公開方法までは規定されていない。要求があった場合にGPL部分のソースを送付する方法をとる企業もある ・Androidコンポーネントのライセンス:Apache ライセンスV2。ソース公開義務がない ・Googleにとってネット接続機器を増やすことは、Web広告やサービスを伸ばすこと ・Webサービスで、携帯電話のプリセットのアプリケーションが不要になる ・Andoroidの登場で、コンテンツプロバイダに新しいサービスの参入機会が与えられる。 ・WebKit:HTMLレンダリングエンジン。Appleが開発。Safariにも使われている。フルブラウザ ・Androidエミュレータからもネット接続可能 ・Dalvik VM:Android用にGoogleが独自開発したJava仮想マシン。レジスタ型(レジスタがあるCPUが前提。Sun Microsystems のJavaSE向けVMはスタック型)。 独自のVMとクラスライブラリを使うのは、Java Community Processの手順を経ると時間がかかり、開発速度にマッチしないため。ライセンス料のせいもある。Javaのしがらみから脱却。 ・開発用のシミュレータでは回線速度のシミュレートも可能 ・Intent:画面の遷移やアプリケーションへの遷移を行なうためのメッセージを伝えるボールのようなもの(オブジェクト) ・DroidDraw:XMLを記述することなく、GUIで画面のXMLが記述できるサービス(サイト) ・組込み用途のDB、SQLiteをサポート ・バッテリーに配慮したプログラム:通信を最小にする、液晶ライトを点灯させない、処理を軽くする ・携帯電話ではネットワークが不安定でエラーが当たり前。適切に完了させないと、リトライや接続しっぱなしが発生する。 ・Androidのライブラリで実装されているメソッドはC++で高速 -目次- 第1章 Google AndroidとOHA(Androidとは Androidの正体 ほか) 第2章 Google Androidを使ってみよう(Android SDKでできること 実行環境と開発環境 ほか) 第3章 Androidの開発環境構築(開発言語について 総合開発環境Eclipse ほか) 第4章 Androidの仕組み(Androidアプリケーション Activity ほか) 第5章 アプリケーション開発手順(はじめてのアプリケーション(初級) 画面を作ろう!(中級) ほか) |