読書メモ ・「グリッド・コンピューティングとは何か ―Globus Toolkitではじめるグリッドの基礎」 ○ポイント ・仮想組織:Globus Alliance(標準策定に深く関わる)が提唱 ・プロセッシング・グリッド:Computational Gridとも記述される。演算処理を行なうための資源を仮想化 ・データ・グリッド:複数の分散したデータベースに対するアクセスを仮想化 ・ビジネス・グリッド:仮想化の対象はサービス ・砂時計モデル ・Globus Toolkit 2では、HTTP、FTP、LDAPなどから実装される。ファイアウォール越えの問題。ファイアウォールに穴を開ける必要がある ・Globus Toolkit 3では、プロトコルを一本化。下位プロトコルにHTTPを使用したSOAPで通信。Webサービスの標準仕様を利用(SOAP、XML)。 ・WS-Security:Webサービスにおけるセキュリティ標準仕様の一つ -目次- 第1章 グリッド・コンピューティングの概要と本書の読み方(グリッド・コンピューティングの流行 グリッド・コンピューティングに至る道 ほか) 第2章 グリッド・コンピューティングの前提(コンピューティング World Wide Web(WWW)) 第3章 グリッド・コンピューティング概説(グリッド・コンピューティングとは? グリッド・コンピューティング登場の背景 ほか) 第4章 グリッド・コンピューティングの基盤技術と実装(グリッド・コンピューティングに必要な機能 Globus Toolkit2の概要 ほか) 第5章 Open Grid Services Architecture(OGSA)(OGSAの誕生 Webサービス ほか) |