読書メモ ・「Programming Dashboard 始めてみようウィジェットプログラミング」 ○ポイント ・ウィジェットの構造を記述するのに、HTMLを使う ・ウィジェットのフォント、色、部品配置などを指定するのにCSSを使う ・ウィジェットを制御するプログラミング言語としてJavaScriptを使う。AppleはDashboard独自の拡張をJavaScriptに加えている ・プロパティリスト:ウィジェットの情報を記述するのに使う。作成するためのツール「Property List Editor」。ファイルの拡張子は「.plist」 ・ウィジェットの外観のチェックにSafariを使う。HTMLとCSSはAppleが独自の拡張を行なっている。Web Kit(HTML描画やJavaScript実行)を利用したブラウザ。 JavaScriptのエラー出力を表示する機能をもつ。JavaScriptコンソールを表示させるには、Safariのデバッグメニューを表示させる。 ・ウィジェット内にデバッグメッセージ用の領域を追加するとデバッグしやすい ・リージョン:CSSを独自に拡張。HTML要素上に領域を指定し、そこにある特性を与える。その領域ではドラッグによるウィジェットの移動を行なわない、など指定できる ・グロウボックス:ウィジェットの右下にある、ドラッグによってウィジェットの大きさを変更するためのコントロール。斜めに溝が入った三角形をしている ・Aquaコントロール:HTMLを使って利用できる。ウィジェットの全面でAquaコントロールを使うことは推奨されていない。裏面の環境設定だけで使う ・ウィジェットへのドラッグ&ドロップ ・ウィジェットでフェードイン、フェードアウト・アニメーション ・ウィジェット・プラグイン:プラグインにより通常のアプリと変わらない機能を持たせることができる。システムの深いところにもアクセスできてしまう。悪意あるウィジェットには便利。 プラグインを作るにはObjective-CとCocoaの知識が必要。 ・ウィジェットの拡張機能を使うためには、Info.plistで権限を与える必要がある ・widgetオブジェクト ・DOMアクセス、DOM操作 ・ジェネリック・ボタン ・反転:環境設定パネルはウィジェットの裏にある。ウィジェットを反転するためのボタン「インフォボタン」。"i"の表示。 ・キャンバス:HTMLの独自拡張。自由に描画できるフィールド「canvas」タグ。 ・NWアクセス:ウィジェットからのNW接続を許可する ・JavaScriptではクリックなどユーザ・アクションに対して処理を行なう、イベントハンドラを設定できる ・JavaScriptによるWebからのXMLデータの取得と利用 <その他> ・Windows版SafariでもWeb Kitを使っているなら、MacがなくてもウィジェットのチェックにSafariを使える? -目次- 00 はじめに 01 Dashboardとウィジェット 02 はじめてのウィジェット 03 JavaScriptによる操作 04 コントロール 05 環境設定 06 ローカライズ 07 キャンバス 08 ネットワーク 09 機能の拡張とプラグイン |